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パワーから読み解くグローバル・ガバナンス論

有斐閣ブックス 110

出版社名 有斐閣
出版年月 2018年4月
ISBNコード 978-4-641-18438-1
4-641-18438-0
税込価格 2,860円
頁数・縦 287P 22cm

商品内容

要旨

核、貿易、人の移動など、国際社会には数多くの問題が山積している。これらの問題を制御するため、国際社会では、国家、国際機関、企業、非政府組職(NGO)といったさまざまなアクターが活動している。本書は、国際社会における、こうした政府なき統治、すなわちグローバル・ガバナンスの実態を明らかにする。各問題領域の第一線で活躍する研究者が、多様な分析手法を用いながら、問題領域ごとのガバナンスの特徴や今後の課題を説明する。

目次

第1部 理論(パワー・シフトとグローバル・ガバナンス―パワー・ポリティクスから自由なのか)
第2部 安全保障(核―パワー、レジーム、市場の相互作用
同盟―冷戦初期と冷戦後のNATOを事例として ほか)
第3部 政治経済(貿易―FTAが生み出すリージョナル・ガバナンス
直接投資―2国間投資協定によるガバナンス ほか)
第4部 社会(腐敗・汚職―国際NGOの役割を中心に
人権―ビジネスとプライベート・ガバナンス ほか)

著者紹介

大芝 亮 (オオシバ リョウ)  
1983年、一橋大学大学院法学研究科博士課程退学。Ph.D.(イェール大学、1989年)。青山学院大学国際政治経済学部教授(国際関係論、国際機構論)
秋山 信将 (アキヤマ ノブマサ)  
1994年、コーネル大学公共政策研究所行政学修士課程修了。博士(法学)(一橋大学、2012年)。一橋大学大学院法学研究科教授(国際安全保障、軍縮・不拡散)
大林 一広 (オオバヤシ カズヒロ)  
2011年、ジョージ・ワシントン大学政治学部博士課程修了。Ph.D.一橋大学大学院法学研究科准教授(政治学、国際関係論)
山田 敦 (ヤマダ アツシ)  
1996年、一橋大学大学院法学研究科単位取得満期退学。博士(法学)(一橋大学、1999年)。一橋大学国際・公共政策大学院長(国際関係論、国際政治経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)