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毒花伝

小学館文庫 わ7−19 口中医桂助事件帖

出版社名 小学館
出版年月 2018年5月
ISBNコード 978-4-09-406511-4
4-09-406511-3
税込価格 659円
頁数・縦 296P 15cm

商品内容

要旨

桂助は、虫歯によって歯無しになった人々が生きる希望を失ってしまうことに心を痛めていた。品川の宿から骸で見つかった男は千住品三郎といい、桂助が手当てして歯を抜いた患者だった。その品川では同じ頃、ツクヒ(破傷風)で死んだ男が見つかり、その遺体を焼いた男も不審な死をとげていた。続いて、投げ込み寺で見つかった八つの不審死体にも、全員歯が無かった。調べを進める内に、鋼次が何者かに連れて行かれ、そこに記憶を失った志保が現れる!一連の事件の背後には、歯無しになった人々の苦しみにつけ込んだ、某藩の恐るべき計画があった―。シリーズ終盤となる、第十五弾!

出版社・メーカーコメント

いよいよ大詰め、シリーズ第15作! 桂助の治療処〈いしゃ・は・くち〉に、骨董屋の隠居、上川屋啓右衛門が看取女の真穂とともに治療に訪れた。その後、実は痛みを抱えた真穂を治療した桂助の処で、彼女が休養することになる。真穂は、桂助の元で手伝いをするようになった。 品川の宿で、簀巻きにされた男の骸が発見された。死体を検分した桂助は、その人物が自分が治療したことのある千住品三郎という侍だったことに気づく。品川では、その前後でツクヒ(破傷風)で亡くなった男が往来で見つかり、その男を焼いた伝助や、はぐれ馬も亡くなっていた。品三郎の遺体を戻そうと、千住家を訪ねていった桂助は、その真相を突き止めようと約束する。 そして、投げ込み寺で見つかった八つの死体は、寺の知らぬところで埋葬されており、全ての遺体に歯がなかった。 調べを進めると、この一連の事件にさる藩が関わっていることが判明。 そして、行方不明になっていた志保の消息が! 桂助は、志保を助け出そうと決心するのだった――。

著者紹介

和田 はつ子 (ワダ ハツコ)  
東京都生まれ。出版社勤務の後、作家デビュー。ミステリー、ホラーの作品を中心に執筆後、時代小説を精力的に発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)