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評伝ロバート・モーゼス 世界都市ニューヨークの創造主

出版社名 鹿島出版会
出版年月 2018年5月
ISBNコード 978-4-306-07341-8
4-306-07341-6
税込価格 2,860円
頁数・縦 299P 19cm

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要旨

米国ニューヨークを「世界一の大都市」と言うのにはばかる人はほとんどいないだろう。だが、この巨大都市のインフラを整備し、現在の姿に作り上げた最大の功労者の名を知る人は、それほど多くないのではないか。その功労者とは、ロバート・モーゼス(1888-1981)である。本書はその生涯と業績をたどる評伝。モーゼスは、市長や州知事になることもなく、ニューヨーク州やニューヨーク市の職員、あるいは複数の公社のトップとして、公園や道路、橋梁、公共施設などの建設計画を推進し、都市機能を整備した。ロングアイランドのジョーンズ・ビーチをはじめとするいくつもの州立公園や、市内と郊外を走るパークウェイ(眺望のよい高速道路)、トライボロー・ブリッジ、そして国連本部、リンカーンセンターなどはすべてモーゼスの功績だ。本書では、貧民街にブルドーザーを入れるなどの強引な手法が批判されるといった負の側面も検証しつつ、知られざる同氏の思想や素顔にもスポットを当てる。著者は三菱地所で丸の内再開発事業に携わった後、アーバンランド・インスティチュート・ジャパン会長などを歴任。現在は慶應義塾大学ビジネススクール顧問などを務める。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2018年06月13日]

商品内容

要旨

ジェイン・ジェイコブズの宿敵、ロバート・モーゼス。ふたりに共通しているのは、両者とも都市に暮らす生活者のために、より快適な都市を創造しようとしている点だ。モーゼスもまた、都市の魅力を十分認識していて、都市の疲弊、郊外への人口流出を引き戻すために、都市のインフラをいっそう充実させることに注力したのである。

目次

第1章 若きモーゼス
第2章 モーゼス大奮闘
第3章 州につづいて市の公園事業も掌握
第4章 交通網整備
第5章 黄金期
第6章 マンハッタン都心部の青写真
第7章 住宅供給事業
第8章 モーゼスの苦悩
第9章 潰えた夢
第10章 モーゼス再評価の動き

著者紹介

渡邉 泰彦 (ワタナベ ヤスヒコ)  
慶應義塾大学経済学部卒業、ペンシルバニア大学ウォートンスクールMBA。東京三菱銀行退任後、三菱地所にて丸の内再開発事業に携わる。アーバンランド・インスティチュート(ULI)・ジャパン会長、日本ファシリティマネジメント推進協会副会長、筑波大学大学院システム情報工学科客員教授などを歴任。現在、慶應大学ビジネススクール顧問など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)