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死を生きた人びと 訪問診療医と355人の患者

出版社名 みすず書房
出版年月 2018年5月
ISBNコード 978-4-622-08690-1
4-622-08690-5
税込価格 2,640円
頁数・縦 203P 20cm

商品内容

要旨

最後の日々をどう生き、いかに終えるか。その希望はどうすれば叶うのか。さまざまな障壁に直面しながらも、患者に寄り添い、最期のあり方を模索する医師の書。

目次

第1章 在宅医療の世界へ
第2章 在宅死のリアリティ―死者三五五名からのメッセージ(在宅医療と在宅死
在宅医療・在宅死の経済的側面
患者と家族にとっての在宅死 ほか)
第3章 在宅死のアポリア―情報社会が提供するさまざまなニュースから(「老い」は戦うべき相手か
希望なき生―「先生、死ねる薬はないのですか」
看取るのは医師だけか ほか)
第4章 見果てぬ夢(世界の悲惨/日本の悲惨
オーダーメイド医療/オートメーション医療
ある老医師の手紙)

著者紹介

小堀 鴎一郎 (コボリ オウイチロウ)  
1938年、東京生まれ。東京大学医学部医学科卒業。医学博士。東京大学医学部付属病院第一外科、国立国際医療研究センターに外科医として約40年間勤務。定年退職後、埼玉県新座市の堀ノ内病院に赴任、在宅診療に携わり、355人の看取りにかかわる。うち271人が在宅看取り。訪問診療医。母は小堀杏奴。祖父は森鴎外(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)