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リサイクルと世界経済 貿易と環境保護は両立できるか

中公新書 2489

出版社名 中央公論新社
出版年月 2018年5月
ISBNコード 978-4-12-102489-3
4-12-102489-3
税込価格 886円
頁数・縦 224P 18cm

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要旨

「リサイクル」はもちろん地球の持続可能性に関わる、世界的に重要な課題である。経済のグローバル化が進む中、リサイクルもグローバル化してきている。回収された使用済みの製品や部品、容器などが輸出され、他国でリサイクル(再生利用)あるいはリユース(中古品として再使用)されるケースが増えているのだ。物量で見ると、今や中古車や鉄スクラップなどは日本の主力輸出品ともなっている。本書では、そうした現状を紹介するとともに、中古品や再生資源がなぜ輸出入の対象になっているのか、環境汚染や健康被害を生み出しかねない有害廃棄物の輸出などの問題について、海外調査の結果などを踏まえながら実証的に論じている。著者は日本貿易振興機構アジア経済研究所の研究員で、現在、出向先の東アジア・アセアン経済研究センター(ジャカルタ)のシニア・エコノミストを務めている。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2018年06月26日]

商品内容

要旨

古紙やペットボトルなどの分別収集のイメージが強いリサイクル。だが、回収された使用済み製品は国内で再使用・再生利用されるだけではない。中古車や鉄スクラップなどは今や日本の主力輸出品である。一方、国際的なリサイクルは急速に拡大し、各国による再生資源の獲得競争や、環境汚染を生む有害廃棄物の輸出など、多くの問題も起こっている。二十世紀末から急拡大している知られざる現状と、問題点を明らかにする。

目次

第1章 国境を越えてリユースされる中古品
第2章 国境を越えてリサイクルされる再生資源
第3章 中古品や再生資源の越境移動にともなう問題
第4章 国際リサイクルに関する国際ルール
第5章 適切な国際リサイクルに向けて―日本の取り組みを中心に
終章 国際リサイクルの将来展望

おすすめコメント

リサイクルというと、古紙やペットボトルなどの分別収集のイメージが強いだろう。だが、回収された資源は国内で再利用されるだけではない。中古車や鉄スクラップなどは今や日本の主力の輸出品目となっている。一方、国際リサイクルが急速に拡大するなか、各国の再生資源の獲得競争や、相手国に環境汚染を生じさせる有害廃棄物の輸出など、さまざまな問題も起こっている。知られざる現状と問題点を明らかにする。

著者紹介

小島 道一 (コジマ ミチカズ)  
1965年(昭和40年)生まれ。1990年慶應義塾大学経済学部卒業。同年アジア経済研究所(現在の日本貿易振興機構アジア経済研究所)に入所。1996〜98年海外派遣員としてカリフォルニア大学バークレー校農業資源経済学科に在籍(修士号取得)。2018年3月より東アジア・アセアン経済研究センター(ジャカルタ)に出向、同センター・シニア・エコノミスト。経済産業省産業構造審議会廃棄物・リサイクル小委員会委員、環境省中央環境審議会特定有害廃棄物の輸出入等の規制の在り方に関する専門委員会委員、バーゼル条約の「有害廃棄物等の環境上適正な管理に関する専門家作業グループ」委員、一橋大学大学院経済学研究科非常勤講師などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)