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介護民俗学という希望 「すまいるほーむ」の物語

新潮文庫 む−19−1

出版社名 新潮社
出版年月 2018年6月
ISBNコード 978-4-10-121446-7
4-10-121446-8
税込価格 680円
頁数・縦 393P 16cm

商品内容

要旨

ここは沼津市のデイサービス施設「すまいるほーむ」。デイルームや入浴介助の場で、ふと語られる記憶の数々。意外な戦争体験、昭和の恋バナ、心に沁みるエピソード。多彩な物語が笑いと涙を呼び、豊かな時間が流れる。聞き書きや思い出の味の再現、人生すごろくなどユニークな取り組みが問いかける、老いることの価値とは。深い気づきと新鮮な感動に満ちた一冊。

目次

第1章 聞き書きの沃野へ―すまいるほーむの風景(清子さんのいなり寿司
彼女たちの挺身隊 ほか)
第2章 死を想う(灯籠流しがつなぐもの
哀しみを共にしたい)
第3章 すまいるほーむができるまで―村松社長への聞き書き(老人病院への「罪悪感」から始まった
自分も行きたいと思える場所をめざして)
第4章 認知症の人と共に(聞き書きクライシス
共に食べる―食事介助の奥深さ ほか)
終章 聞き書きで介護の世界が変わっていく(みんなで座談会
表現としての聞き書き)

著者紹介

六車 由実 (ムグルマ ユミ)  
1970(昭和45)年静岡県生れ。社会福祉士、介護福祉士、介護支援専門員。大阪大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。専攻は民俗学。2003(平成15)年、『神、人を喰う―人身御供の民俗学』でサントリー学芸賞受賞。東北芸術工科大学芸術学部准教授を経て、介護士に。介護の現場に民俗学の「聞き書き」の手法を取り入れた経緯を綴った『驚きの介護民俗学』で脚光を浴びる。同書は日本医学ジャーナリスト協会賞大賞を受賞。デイサービス施設「すまいるほーむ」管理者・生活相談員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)