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辺境の思想 日本と香港から考える

出版社名 文藝春秋
出版年月 2018年5月
ISBNコード 978-4-16-390830-4
4-16-390830-7
税込価格 1,980円
頁数・縦 331P 19cm

商品内容

要旨

頼れる確かなものが失われた中心なき世界。自由と民主が揺らぐカオスな時代。未来への道は辺境にある―。日本と香港。2つの辺境で交わされた往復書簡の記録。

目次

辺境(ホンコン)から辺境(ニホン)へ
言葉と民主主義
念じれば響く―都会のある祭りの灯
辺境の二つの顔
過去の辺境、未来の中心
香港―渦巻状の交通路
刻々と変化する文化速度
日本にとってサブカルチャーとは何か
話したいことが無数にあるようだけれど、残念ながら私には分からない
「きれい」は「きたない」―列島の周縁から〔ほか〕

著者紹介

福嶋 亮大 (フクシマ リョウタ)  
1981年、京都市生まれ。文芸評論家。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(文学)。立教大学文学部准教授。主な著書に『復興文化論』(青土社、2013年、サントリー学芸賞受賞)、『厄介な遺産』(青土社、2016年、やまなし文学賞受賞)など
張 〓〓【著】 (チョウ イクマン)  
1977年、香港生まれ。香港中文大学大学院社会学研究科博士課程卒。博士(社会学)。同大学社会学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)