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山本周五郎名品館 3

寒橋

文春文庫 や69−3

出版社名 文藝春秋
出版年月 2018年6月
ISBNコード 978-4-16-791090-7
4-16-791090-X
税込価格 957円
頁数・縦 473P 16cm
シリーズ名 山本周五郎名品館

商品内容

要旨

男も女も老いも若きも、様々な「情」を胸に抱き、それに振り回され生きていく―武士の、同輩への友情と許婚への断ち切れぬ愛情との葛藤を描く「落ち梅記」。亭主への、また父の娘に対する「情」の交錯がドラマに複雑さを与える表題作。同場所のシンデレラ物語が迎える残酷な結末「なんの花か薫る」。「情」の万華鏡とも言うべき一冊。

著者紹介

山本 周五郎 (ヤマモト シュウゴロウ)  
1903(明治36)年―1967(昭和42)年。山梨県生まれ。26年、「須磨寺附近」で作家デビュー。『日本婦道記』が43年上期の直木賞に推されるも固辞、以後すべての文学賞を辞退した
沢木 耕太郎 (サワキ コウタロウ)  
1947年、東京都生れ。『テロルの決算』で79年に大宅壮一ノンフィクション賞受賞。『一瞬の夏』(新田次郎文学賞)、『凍』(講談社ノンフィクション賞)、『キャパの十字架』(司馬遼太郎賞)など常に方法論を模索しつつ、ノンフィクションに新しい地平を開いてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)