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事例検討会から学ぶ ケースカンファランスをつくる5つのエッセンス

出版社名 金剛出版
出版年月 2018年6月
ISBNコード 978-4-7724-1626-9
4-7724-1626-9
税込価格 3,080円
頁数・縦 185P 21cm

商品内容

要旨

本書は、心理臨床家としての学びの場であるケースカンファランスが、充実した意味のある体験となるよう企画・運営するための5つのエッセンスを紹介します。第1章では、発表者の立場から、事例の選定・資料作成・プレゼンテーションの仕方を通じて事例検討会で学べること、第2章では参加者の立場から実り豊かな事例検討会にするための参加の仕方を紹介します。そして第3章では事例検討会への参加者それぞれが、事後にそのセッションを整理し思い起こす中で、何を学びどのように成長するかを考察します。第4章では事例検討会のセッション記録を通して、実際の会で何が行われているのかを解説し、最後の第5章では、事例検討会を立ち上げ軌道にのせていくプロセスについて詳述します。

目次

第1章 事例検討会に臨む1―発表者の立場から(事例発表の準備
どのように発表するか ほか)
第2章 事例検討会に臨む2―参加者の立場から(参加しながら考える
司会者を任せられたら ほか)
第3章 事例検討会を終えて(発表後に思うこと
参加して思うこと ほか)
第4章 事例検討会の実際(「不安の強い青年期男性との面接」
「自分を出せない青年期女性との面接」)
第5章 事例検討会を企画・運営する(立ち上げるための準備
事例検討会を続ける)

著者紹介

成田 善弘 (ナリタ ヨシヒロ)  
1941年名古屋市に生まれる。1966年名古屋大学医学部卒業。精神医学専攻。愛知県立城山病院医員、名古屋大学医学部精神医学教室助手、社会保険中京病院精神科部長を経て、1994年椙山女学園大学人間関係学部教授。2000年同大学院人間関係学研究科教授。2002年桜クリニック嘱託医。2003年大阪市立大学大学院生活科学研究科特任教授を併任。2011年より成田心理療法研究室
渡邉 素子 (ワタナベ モトコ)  
1976年名古屋市に生まれる。2002年椙山女学園大学大学院人間関係学研究科修士課程修了。2017年名古屋大学大学院教育発達科学研究科博士後期課程満期退学。桜クリニック非常勤臨床心理士、公立高等学校スクールカウンセラー、愛知淑徳大学学生相談室助教、等として心理臨床活動に従事し、2017年より中部大学健康増進センター学生相談室講師
北島 智子 (キタジマ トモコ)  
藤田保健衛生大学病院精神科
佐竹 一予 (サタケ カズヨ)  
人間環境大学附属臨床心理相談室
徳冨 里江 (トクドミ サトエ)  
メンタルクリニックみなみ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)