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トヨタ現場の「オヤジ」たち

新潮新書 768

出版社名 新潮社
出版年月 2018年6月
ISBNコード 978-4-10-610768-9
4-10-610768-6
税込価格 814円
頁数・縦 205P 18cm

商品内容

要旨

トヨタ自動車には、副社長が6人いる。そのうちの1人、河合満は15歳で入社した中卒の現場叩き上げだ。現場の組長、工長を「オヤジ」と呼ぶ同社において、モノ作りの全責任を負っているのは、大卒管理職ではない。「オヤジ」たちだ。今でも工員と同じ釜の飯を食い、大浴場で裸のつきあいをする河合をはじめ、伝説の「オヤジ」たちが語る、トヨタ生産方式の真実、人の育て方、現場で働き続けることの喜び―。

目次

トヨタが地方企業だった頃
15歳の新入社員
鍛造工場という現場
トヨタに入った日
車が買えた日
「トヨタウェイ」と「トヨタ生産方式」
「カイゼン」とトヨタ式人材育成術
工場の白い帽子
鳴り止まなかった電話
モノ作りを考える
現場で働き続ける

おすすめコメント

白い帽子の工長が、みんなを育てたんだ――15歳で入社した中卒副社長、そして伝説の「オヤジ」たちが語る、トヨタ流・人の育て方。

出版社・メーカーコメント

強さの秘密は、現場にあり。 中学卒業後、15歳で入社し、現場一筋の河合満・副社長はじめ、 トヨタを支えた伝説の「オヤジ」たちが語る、本当のトヨタ生産方式と、人の育て方。 トヨタの現場で、尊敬を込めて「オヤジ」と呼ばれるのは、現場で働く組長、工長のこと。大卒管理職ではない。 生産現場は「オヤジ」が仕切る。「オヤジ」がひとこと右と言えば、全員、右を向く。 トヨタのモノ作りの全責任を負っているのは「オヤジ」で、「オヤジ」が現場を動かしている。

著者紹介

野地 秩嘉 (ノジ ツネヨシ)  
1957(昭和32)年、東京生れ。早稲田大学商学部卒。ノンフィクション作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)