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地震学をつくった男・大森房吉 幻の地震予知と関東大震災の真実

出版社名 青土社
出版年月 2018年7月
ISBNコード 978-4-7917-7081-6
4-7917-7081-1
税込価格 2,090円
頁数・縦 269P 19cm

商品内容

要旨

世界初の高感度地震計、震源地までの距離を測定する公式、そしてノーベル賞候補。近代地震学の発展のためにすべてをささげた偉大な科学者の名を、いま知るものはほとんどいない。1923年9月1日に何が起きたのか…。そして、彼の地震予知の大望はどのような結末をむかえたのか…。圧倒的な資料調査によって、日本科学史の闇に消えたひとりの男の足跡をあきらかにする。

目次

第1章 地震学の黎明
第2章 姿なき研究機関
第3章 東京大地震襲来論争
第4章 関東大震災
第5章 地震学の父の死
第6章 関東大震災の真実

著者紹介

上山 明博 (ウエヤマ アキヒロ)  
1955年10月8日岐阜県生まれ。小説家・ノンフィクション作家。日本文藝家協会正会員、日本科学史学会正会員。1999年特許庁産業財産権教育用副読本策定普及委員会委員、2004年同委員会オブザーバーなどを務める一方、文学と科学の融合をめざし、徹底した文献収集と関係者への取材にもとづく執筆活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)