• 本

法然 貧しく劣った人びとと共に生きた僧

日本史リブレット人 028

出版社名 山川出版社
出版年月 2018年6月
ISBNコード 978-4-634-54828-2
4-634-54828-3
税込価格 880円
頁数・縦 87P 21cm

商品内容

要旨

貧しい人、愚かな者、劣った人…、社会から見捨てられがちな人びとへの共感が、法然を独創的な思想家へと成長させた。人間の平等を説き、その能力差を否定して、人びとと共に生きる道を探った法然。

目次

鎌倉新仏教史観と法然
1 法然の前半生の歩み(法然の出家
浄土教と在俗出家
聖としての法然)
2 法然の思想(法然と浄土教
『選択本願念仏集』
法然の人間観 ほか)
3 建永の法難と法然(弾圧の経緯
安楽らの死罪
1207(建永2)年2月の太政官符 ほか)
法然思想の現代的意味

著者紹介

平 雅行 (タイラ マサユキ)  
1951年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学、大阪大学博士(文学)。専攻は日本中世史・古代中世仏教史。現在、大阪大学名誉教授・京都学園大学人文学部特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)