• 本

地に滾る

出版社名 祥伝社
出版年月 2018年7月
ISBNコード 978-4-396-63548-0
4-396-63548-6
税込価格 1,728円
頁数・縦 294P 20cm

出版社・メーカーコメント

藩政の刷新を願い脱藩した天羽(あもう)藩上士(じょうし)の子・伊吹藤士郎(いぶきとうしろう)は、人が行き交(か)い、物が溢(あふ)れる江戸の大地を踏み締める――ならば、真っ直ぐに生きてみせる。人生に漕(こ)ぎ出した武士の子は、貧し、迷い、慟哭(どうこく)しながら、自由に生きる素晴らしさを知る。著者渾身、鮮烈な青春時代小説!知らなかったころには戻れぬ。その場に蹲(うずくま)るわけにもいかぬ。藩政刷新の鍵(かぎ)となる証文を江戸に向かう恩師に密(ひそ)かに託し、自らは追手の囮(おとり)となるため脱藩した天羽藩上士の子・伊吹藤士郎と異母兄の柘植左京(つげさきょう)。左京とはぐれたものの、危地を潜(くぐ)り抜け江戸に辿(たど)り着いた藤士郎は裏長屋で暮らし始める。やがて薪炭(しんたん)問屋・讃岐屋(さぬきや)での職も得て、町方の暮らしの身軽さを知る藤士郎。そんな中、ついに姿を見せた左京は、讃岐屋が天羽藩下屋敷の御用達(ごようたし)と言う。証文の行く末を知るため、二人は讃岐屋を利用し、権謀術数渦巻く下屋敷に侵入しようと画策するが……。