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ありのままに描く人物画 三澤寛志の油絵と水彩、その絵づくりのすべて

出版社名 ホビージャパン
出版年月 2018年7月
ISBNコード 978-4-7986-1721-3
4-7986-1721-0
税込価格 2,640円
頁数・縦 143P 26cm

商品内容

要旨

ピクシブでおなじみの人物画や人体講座、東方プロジェクトのキャラクターイラストなどを描き続ける画家・三澤寛志の、代表的創作画業を紹介する初の画集である。信念として「人物をしっかり見て描く」姿勢を貫き通し、数々の珠玉の作品をつくり出してきた。ムリーリョ作『乞食の少年』に憧れて始めた油絵。その後、45年間にわたる「絵画との格闘」の記録から、とくに絵を描く上で参考になる作品を中心に技法解説する。クローズアップ、バストショット、全身の制作プロセスを、必要に応じて10例ほど掲載している。作品はできるだけ時系列に紹介しているが、技法書としての役割から、制作環境やテーマの設定などを考慮。大きな物語、小さな物語を交えた章立てになっている。

目次

第1章 「ものを見ること」との格闘、スタート(人物の中に形と色を探していこう
油絵の基本は地塗りの色から始まる…学生時代はニュートラルグレイだった ほか)
第2章 制作の実践、オープン(早描きで「顔」を描く
時間を掛けて「バストショット」を描く ほか)
第3章 舞台設定と大作の時代、フォーカス(空想の舞台に実在のモデルを配置して描く
光とカゲで「特別な何か」を引き立てる ほか)
第4章 描きたいものを描くスタイルへ、ターニングポイント(「引き」から「寄り」へ
基本の「見て描く」に回帰 ほか)
第5章 人物を象徴化して描く、エボリューション(絵を描く少女pixivたんの連作
連作その(2)の制作プロセス ほか)

おすすめコメント

画家・三澤寛志の45年間にわたる「絵画との格闘」の記録! 油絵や水彩による人物画創作のほか、ピクシブでおなじみの人体講座、東方プロジェクトのファンアート制作など、人物・キャラクターを多岐にわたって描き続ける画家・三澤寛志の、代表的創作画業の多くを紹介する本邦初の画集である。信念として「人物をしっかり見て描く」姿勢を貫き通し、数々の珠玉の作品をつくり出してきた。 小学6年生のとき、ムリーリョ作『乞食の少年』に憧れて始めた油絵。その後、三澤寛志の45年間にわたる「絵画との格闘」の記録から、とくに絵を描く上で参考になりそうな油絵・水彩作品を中心に技法解説して、等身大の三澤寛志を紹介する。 また、多くの過去作品を理解していただくポイントにもなるので、クローズアップ、バストショット、全身の制作プロセスを、必要に応じて10例ほど掲載している。 作品はできるだけ時系列に紹介しているが、技法書としての役割から、制作環境やテーマの設定などを考慮。大きな物語、小さな物語を交えた章立てになっている。

著者紹介

角丸 つぶら (カドマル ツブラ)  
東京芸術大学美術学部で油絵を学ぶ。著書としては『スーパー鉛筆デッサン』シリーズ(グラフィック社)、共著としては『スーパー基礎デッザン』シリーズ(グラフィック社)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)