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ホーキング、最後に語る 多宇宙をめぐる博士のメッセージ A smooth exit from eternal inflation?

出版社名 早川書房
出版年月 2018年7月
ISBNコード 978-4-15-209788-0
4-15-209788-4
税込価格 1,296円
頁数・縦 92P 20cm

商品内容

要旨

2018年3月に惜しくも亡くなったホーキングは、世界を驚かせる大胆な論文というかたちで、私たちに遺言を残していた。ベルギーの理論物理学者との共著で書かれたこの最終論文は、「宇宙はホログラム」「多宇宙は無限でなく有限」など、ホーキングらしい、常識と定説を覆すもの。論文の全訳に加え、そのキーポイントが語られる共著者ハートッホへのインタビューと、ホーキングと個人的につながりのあった日本の研究者、佐藤勝彦・白水徹也による本格解説を収録。論文の意義とそこにいたる博士の足跡をたどる、日本オリジナル編集の解説書。

目次

ホーキング博士の業績と思い出
トマス・ハートッホ・インタビュー
ホーキング「最終論文」を読む―内容解説
ホーキング最終論文 永久インフレーションからの滑らかな離脱?

おすすめコメント

「宇宙は2次元ホログラム」「多宇宙は有限」……  大胆不敵な「最後のセオリー」の全貌急逝したホーキングが最後に残した論文は、「宇宙は2次元ホログラム」「多宇宙は有限」という大胆極まりない、そして現行の多宇宙理論の常識を覆すものだった。 学界を沸かせた最終論文を全訳。論文共著者のインタビュー談話と、ホーキングと個人的にもつながりのあった研究者、佐藤勝彦・白水徹也による本格解説によって論文内容とその意義、そして最終論文にいたる博士の足跡をたどる、追悼緊急出版。

著者紹介

ホーキング,スティーヴン・W. (ホーキング,スティーヴンW.)   Hawking,Stephen W.
1942年、イギリスのオックスフォード生まれ。アインシュタイン以来の最も優秀な理論物理学者の一人と言われる。1963年、ケンブリッジ大学の大学院生だった21歳のときに、運動ニューロン疾患を発症し、余命2年と告げられる。しかし、その宣告を覆して優秀な研究者となり、かのアイザック・ニュートンも就任したルーカス教授職を30年にわたり務めた。王立協会フェロー、全米科学アカデミー会員であったほか十数個の名誉学位を持ち、1989年には名誉勲位を授けられた。ケンブリッジ大学理論宇宙論センターに研究責任者として在籍中の2018年3月に死去
ハートッホ,トマス (ハートッホ,トマス)   Hertog,Thomas
1975年、ベルギーのルーヴェン生まれ。ケンブリッジ大学でホーキングの指導のもと博士号を取得。カリフォルニア大学リサーチフェロー、CERNフェローを経て、現在はルーヴェン・カトリック大学理論物理学教授。専門は宇宙論と弦理論。ホーキング最終論文、「永久インフレーションからの滑らかな離脱?」の共著者でもある
佐藤 勝彦 (サトウ カツヒコ)  
1945年生。京都大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。東京大学名誉教授、明星大学客員教授。現在、日本学術振興会学術システム研究センター所長、日本学士院会員。専攻は宇宙論・宇宙物理学で、1980年代の初めにインフレーション理論をアラン・グースと独立に提唱したことなどで世界的に著名。2002年に紫綬褒章を受章。2010年に日本学士院賞を受賞。2014年には文化功労者として顕彰された。ホーキンスの著書の多数に訳者・監修者として関わり、個人的にも親交があった
白水 徹也 (シロミズ テツヤ)  
1969年生。1996年京都大学大学院理学研究科物理学第二専攻博士課程修了。理学博士。東京工業大学大学院理工学研究科准教授、京都大学大学院理学研究科准教授などを経て、名古屋大学大学院多元数理科学研究科素粒子宇宙起源研究機構教授。専門は宇宙論、一般相対論。2005年に第20回西宮湯川記念賞、2006年に平成18年度文部科学大臣表彰若手科学者賞をそれぞれ受賞。東大助手時代にはケンブリッジ大学のホーキング率いる相対論グループに2年間滞在
松井 信彦 (マツイ ノブヒコ)  
翻訳家。1962年生。慶應義塾大学大学院理工学研究科電気工学専攻前期博士課程(修士課程)修了。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)