• 本

Kafka

出版社名 オライリー・ジャパン
出版年月 2018年8月
ISBNコード 978-4-87311-849-9
4-87311-849-2
税込価格 3,960円
頁数・縦 287P 24cm

商品内容

要旨

本書では、リアルタイムのストリーム処理基盤であるKafkaを本番環境で動かし、その上に堅牢で高性能なシステムを構築するために必要な手順を解説します。Kafkaのインストールや設定方法、Kafka APIを使った開発から、データパイプラインの構築、Kafkaの管理やモニタリングまで、Kafkaを導入する際の一連の流れを豊富なサンプルコードを使って解説します。またイベント駆動マイクロサービスのためのメッセージバスやストリーム処理アプリケーション、大規模データパイプラインなどのユースケースを詳述。Kafkaのレプリケーションやストレージレイヤなど、アーキテクチャと内部構造について解説しているため、Kafkaの仕組みを理解することができます。ストリーム処理について学びたいエンジニア必携の一冊です。

目次

1章 Kafka概要
2章 Kafkaのインストール
3章 Kafka Producer:Kafkaにメッセージを書き込む
4章 Kafka Consumer:Kafkaからデータを読み出す
5章 Kafkaの内部
6章 信頼性の高いデータ配信
7章 データパイプラインの構築
8章 クラスタ間データミラーリング
9章 Kafkaの管理
10章 Kafkaのモニタリング
11章 ストリーム処理
付録A 他のOSへのKafkaインストール

著者紹介

ナルケーデ,ネハ (ナルケーデ,ネハ)   Narkhede,Neha
人気のあるApache Kafkaメッセージングシステムの支援企業、Confluentの共同創業者でエンジニアリング責任者。Confluent設立前は、LinkedInでストリームインフラをリード。Apache KafkaとApache Samzaで構築したペタバイト規模のストリーミングインフラを担当する。大規模分散システムの構築およびスケーリングを専門とし、Apache Kafkaの初期開発者の一人。それ以前は、Oracleでデータベース内検索に従事。ジョージア工科大学からコンピュータサイエンスの修士号を取得している
シャピラ,グウェン (シャピラ,グウェン)   Shapira,Gwen
Confluentのプロダクトマネージャー。Apache KafkaプロジェクトのPMCメンバーで、Apache FlumeへのKafkaインテグレーションに貢献している。Apache Sqoopのコミッターでもある。15年にわたり顧客とともにスケーラブルなデータアーキテクチャの設計に取り組む。これまで、Clouderaでソフトウェアエンジニア、Pythianでシニアコンサルタント、Oracle ACE Director、NoCOUGのボードメンバーを務めてきた。さまざまなカンファレンスで講演し、O’Reilly Radarなど複数のブログに寄稿している
パリーノ,トッド (パリーノ,トッド)   Palino,Todd
LinkedInの主任SRE(Site Reliability Engineer)で、世界最大規模のApache Kafka、Zookeeper、Samzaの継続的運用を任務とする。アーキテクチャ、日々の運用、高度なモニタリングおよびアラートシステムを含むツール開発を担当。オープンソースのKafka ConsumerモニタリングツールBurrowの開発者で、カンファレンスやテックトークでApache Kafkaにまつわる自らの経験を語っている。20年以上にわたり、インフラサービス業界で活躍。直近では、Verisignのシステムエンジニアとして、DNS、ネットワーク、ハードウェア管理の自動化サービスの開発や、社内のハードウェアおよびソフトウェア標準の管理に従事していた
上岡 真也 (ウエオカ シンヤ)  
サイボウズ株式会社においてエンジニアとして働く。業務では、アプリケーションサーバーやミドルウェア、インフラの開発や構築など、幅広く手がける。サイボウズのクラウドサービス「cybozu.com」の、ログの収集/解析基盤にKafkaを採用し、1日に20億行のログを処理できるログ基盤を構築する。社内のログ基盤構築の経験や知見を、カンファレンスや社外イベントなどで登壇し、ログ基盤のアーキテクチャやオープンソース・ソフトウェアの活用事例の発信なども行う。プライベートではオープンソース・プロジェクトに貢献したり、自身もGitHub上でプロジェクトをいくつか公開している
笹井 崇司 (ササイ タカシ)  
エンジニアで僧侶。TELABO代表。ソニー株式会社にて、ネットワーク関連の研究開発やサービス開発、デジカメやタブレットなどの製品開発に従事したのち、2015年に退社。現在は僧侶としてのお勤めのかたわら、技術書を翻訳したり、プログラミングを教えたり、ソフトウェアを作ったりしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)