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きのうの影踏み

角川文庫 つ14−3

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2018年8月
ISBNコード 978-4-04-106992-9
4-04-106992-0
税込価格 616円
頁数・縦 248P 15cm

商品内容

要旨

小学生のころにはやった嫌いな人を消せるおまじない、電車の中であの女の子に出会ってから次々と奇妙な現象が始まり…、虫だと思って殺したら虫ではなかった!?幼い息子が繰り返し口にする謎のことば「だまだまマーク」って?横断歩道で事故が続くのはそこにいる女の子の霊が原因?日常に忍び寄る少しの違和感や背筋の凍る恐怖譚から、温かさが残る救済の物語まで、著者の“怖くて好きなもの”を詰め込んだ多彩な魂の怪異集。

おすすめコメント

作品の幅を広げ進化し続ける作家。大切な人との絆を感じる傑作短篇 どうか女の子の霊が現れますように。おばさんとその子が会えますように。交通事故で亡くした娘を待ちわびる母の願いは祈りになった――。辻村深月が”怖くて好きなものを全部入れて書いた”という本格恐怖譚

著者紹介

辻村 深月 (ツジムラ ミズキ)  
1980年2月29日、山梨県生まれ。2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。11年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、12年『鍵のない夢を見る』で第147回直木賞を受賞。18年、『かがみの孤城』で本屋大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)