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ならず者たちのギャラリー 誰が「名画」をつくりだしたのか?

出版社名 フィルムアート社
出版年月 2018年8月
ISBNコード 978-4-8459-1715-0
4-8459-1715-7
税込価格 3,240円
頁数・縦 498,12P 21cm

商品内容

要旨

レンブラントを雇い、才能を開花させた男ファン・アイレンブルフ、セザンヌの市場価値をつくった男アンブロワーズ・ヴォラール、ピカソらキュビストを発見し、応援した男ダニエル=アンリ・カーンワイラー、モディリアーニの水先案内人ポール・ギヨーム―サザビーズの競売人が案内する、美術史と美術品の価値に影響を与えた魅力あふれる画商列伝。

目次

1 ルネサンスと啓蒙主義の時代―画商という存在の誕生(画商と代理人たちの出現―画家やコレクターらが参入した十七世紀以前の取引
ペテン師から鑑定家へ―変容する十八世紀の画商たち)
2 十九世紀―オールドマスターの画商と現代美術の画商(投機というアート―紳士たる投機家を希求したウィリアム・ブキャナン
ヴィクトリア朝の美術ブーム―英国現代美術をプロモートしたアーネスト・ガンバート ほか)
3 近代―モダニズムの時代の画商たちの活躍(アーティストとしてのセールスマン―アメリカのオールドマスター・コレクションをつくったジョゼフ・デュヴィーン
機密保護と情報の蓄積―巨大なアーカイヴを築いたウイルデンスタイン家 ほか)
4 現代―第二次世界大戦後のパラダイム・シフト(美術品取引の世界を変えたオークション―近代的な美術市場を発明した競売人ピーター・ウィルソン
買い物というアート―前衛芸術の中心地をパリから奪ったアメリカの画商たち ほか)

著者紹介

フック,フィリップ (フック,フィリップ)   Hook,Philip
オークション会社サザビーズの現・取締役、印象派と近代美術部門のシニア・ディレクター。ケンブリッジ大学で美術史の学位を取得後、1973年にオークション会社クリスティーズに入社し、80年から87年まで19世紀絵画部門の長を務める。画商として活躍したのち、94年にサザビーズに入社し、現在に至る。その間、英国BBCの人気テレビ番組「アンティーク・ロードショー」の鑑定人役としても知名度を高めた。オークショニア、画商として、40年にわたり美術市場で培ってきた経験と専門知識を活かし、執筆活動も行なう。著書に、推理小説などもあるが、とりわけ美術市場に精通した立場から美術史を論じた書籍に対する評価が高い。世界各国での印象派の受容を分析した『印象派はこうして世界を征服した』(白水社)は、「フィナンシャル・タイムズ」紙の2009年の「ブック・オブ・ザ・イヤー」に、また『サザビーズで朝食を』(フィルムアート社)は、「フィナンシャル・タイムズ」のほか、「サンデイ・タイムズ」「スペクテイター」「ガーディアン」など、2013年の各紙の「ブック・オブ・ザ・イヤー」に選ばれている
中山 ゆかり (ナカヤマ ユカリ)  
翻訳家。慶應義塾大学法学部卒業。英国イースト・アングリア大学にて、美術・建築史学科大学院ディプロマを取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)