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これでいいのか滋賀県

地域批評シリーズ 28

出版社名 マイクロマガジン社
出版年月 2018年9月
ISBNコード 978-4-89637-814-6
4-89637-814-8
税込価格 1,012円
頁数・縦 315P 15cm

商品内容

要旨

「畿内」という呼称がある。昔から都と都に近い京都南部、奈良と大阪のほぼ全域、兵庫県南東部は畿内と呼ばれ、日本を代表する大都市圏に位置付けられてきた。しかし、滋賀県は京都のすぐお隣なのに畿内に含まれず、古代から都も設けられた要衝地なのに、まるで関西からハブられているかのような哀しさが漂っていた。ところが近年、滋賀の躍進がすさまじい。「関西でもっとも地味な県」は「関西でもっとも住みやすい県」と評判になり、それを裏付けるかのように、平均寿命(男性)も全国トップに立った。その効果は大きく、大津をはじめとして草津、栗東、守山、果ては彦根まで、湖南・湖東の琵琶湖線沿線に移住者がワンサカ押し寄せ、人口が激増している。本書はそんな新時代を迎えた湖国・滋賀の好調の要因と問題点を分析しながら、滋賀県と滋賀県民の本質にズバリと斬り込んでいく!

目次

第1章 滋賀県ってどんなトコ?
第2章 滋賀県の歴史は当然、琵琶湖から始まる
第3章 滋賀県民ってどんなヒト?
第4章 そこそこ大都市なのに存在感が無い大津市
第5章 新住民が激増する湖南地域は理想郷か!?
第6章 近江の伝統が生きる湖東地域の苦悩
第7章 近江の地域格差を象徴する湖西・湖北の明と暗
第8章 近江人と移民のタッグで新「湖国」を誕生させよう!

著者紹介

岡島 慎二 (オカジマ シンジ)  
1968年茨城県生まれ。全国各地をめぐり、地方自治やまちづくりのあり方について取材するかたわら、土地に根付いた酒場で杯を傾けるのを何よりの楽しみとしているライター兼編集者
鈴木 士郎 (スズキ シロウ)  
1975年東京都生まれ。編集者・ライター。出版社を経てフリー。地域批評シリーズ創刊より編集スタッフ、編集者として携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)