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Haruki Murakamiを読んでいるときに我々が読んでいる者たち

出版社名 みすず書房
出版年月 2018年9月
ISBNコード 978-4-622-08700-7
4-622-08700-6
税込価格 3,520円
頁数・縦 356,24P 20cm

商品内容

要旨

村上春樹と英米出版界のスペシャリストたちの冒険。A・バーンバウム、E・ルーク、L・アッシャー、J・ルービン、G・フィスケットジョン、チップ・キッド…、そして村上春樹。Haruki Murakamiの世界への飛翔までの道のりを、30余名へのインタビューをもとにたどる、異色の文芸ドキュメント。

目次

バーンバウム、村上春樹を発見する 1984‐1988(ボヘミアンな翻訳家(?)ができるまで
文学と美術のはざまで―大学で文学を学ぶ? ほか)
村上春樹、アメリカへ―Haruki Murakamiの英語圏進出を支えた名コンビ 1989‐1990(エンジンをスタートさせた編集者、エルマー・ルーク
ニューヨーク出版界での悪戦苦闘 ほか)
新たな拠点、新たなチャレンジ 1991‐1992(プリンストンを新拠点に
さらに工夫を加えた英語圏デビュー二作目 ほか)
オールアメリカンな体制作りへ 1992‐1994(新たな出版社を求めて
小説家にとって最高の出版社「アルフレッド・クノップフ」 ほか)
『ねじまき鳥』、世界へ羽ばたく 1993‐1998(厳格な訳者(?)ができるまで
村上作品との出会い ほか)

著者紹介

辛島 デイヴィッド (カラシマ デイヴィッド)  
1979年東京都生まれ。作家・翻訳家。現在、早稲田大学国際教養学部准教授。タフツ大学(米)で学士号(国際関係)、ミドルセックス大学(英)で修士号(文芸創作)、ロビラ・イ・ビルヒリ大学(西)で博士号(翻訳・異文化学)取得。日本文学の英訳や国際的な出版・文芸交流プロジェクトに幅広く携わる。2016年4月から2017年3月まで、NHKラジオ「英語で読む村上春樹」講師もつとめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)