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素敵なご臨終 後悔しない、大切な人の送りかた

PHP新書 1156

出版社名 PHP研究所
出版年月 2018年9月
ISBNコード 978-4-569-84132-8
4-569-84132-5
税込価格 968円
頁数・縦 253P 18cm

商品内容

要旨

大切な人が余命を告げられたとき、周りは何ができるのか。在宅医療と病棟での緩和ケアに携わる医師である著者は「家族や友人だからこそ、できるケアがある」と説く。本書では「身体が痛むときは家事をさせた方が良い」「息苦しいときはうちわで扇いであげる」といった具体的なケアに始まり、死に向かって起こる体や心の変化、最期を迎える場所をどう決めるかなどを専門家の立場から解説。死ぬことは苦しいことばかりではない。病を得た本人も家族も納得し、笑顔で送り出せる「素敵なご臨終」を迎えるために、知っておきたいことをやさしく紹介する。

目次

第1章 大切な人がつらいときにあなたがしてあげられること(「安静」の誤解
モルヒネの誤解 ほか)
第2章 大切な人は何をつらいと感じているのか(身体的なつらさについて知る―痛みだけでない、多様な身体症状
精神的なつらさについて知る―当たり前のつらさから、病的なうつ病まで ほか)
第3章 病によって最期の過ごし方は違う―後悔しないために、四つの死に方を知っておく(終末期の過ごし方を決めるために
がん患者の場合 ほか)
第4章 最期を迎える数週間前から数日前の変化を知っておく(最期を迎える数週間前から起きる八つの変化
最期を迎える数日前から起きる八つの変化)
第5章 大切な人を楽にする緩和ケア11の技術(痛み止めは時間を決めて、弱いものから順に―WHOが定めたがんの痛みを取るための決まり事
痛み止めは痛くなる前に予防で使う―痛みを緩和するのは、日常生活で困らないようにするため ほか)

おすすめコメント

身近な人の余命を前にしたとき、家族や周りができることとは。心のケアから、実際の痛みを知る方法まで、緩和ケアの第一人者が解説。

著者紹介

廣橋 猛 (ヒロハシ タケシ)  
永寿総合病院がん診療支援・緩和ケアセンター長、緩和ケア病棟長。2005年、東海大学医学部卒。三井記念病院内科などで研修後、09年、緩和ケア医を志し、亀田総合病院疼痛・緩和ケア科、三井記念病院緩和ケア科に勤務。14年から現職。病院での勤務の傍ら、浅草にある野中医院にて在宅医療にも携わる。病棟、在宅と二つの場で切れ目なく緩和医療を実践する「二刀流」緩和ケア医として、これまで3000人以上の患者の死に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)