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カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』を読む ケアからホロコーストまで

水声文庫

出版社名 水声社
出版年月 2018年9月
ISBNコード 978-4-8010-0355-2
4-8010-0355-9
税込価格 3,240円
頁数・縦 305P 20cm

商品内容

要旨

クローンをめぐる倫理の問題から、「信用できない語り」などの小説技法、介護問題や「女同士の絆」といった現代的なテーマ、さらには映画やテレビドラマなど翻案作品にまで射程を広げ、作者の最高傑作『わたしを離さないで』だけを徹底的に読み込む最新/最深の成果。

目次

1(生に形態を与える―クローニングと人間についての物語をめぐる期待
気づかいをもって書く―カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』
薄情ではいけない―『わたしを離さないで』における凡庸さと身近なもの
公共の秘密
時間を操作する―『わたしを離さないで』)
2(看る/看られることの不安―高齢者介護小説として読む『わたしを離さないで』
『わたしを離さないで』における女同士の絆
「羨む者たち」の共同体―『わたしを離さないで』における嫉妬、羨望、愛
『わたしを離さないで』に描かれる記憶の記念物の手触りをめぐる考察
『わたしを離さないで』におけるリベラル・ヒューマニズム批判 ほか)
付録 イシグロはどのように書いているか―イシグロのアーカイブ調査から分かること

著者紹介

田尻 芳樹 (タジリ ヨシキ)  
1964年生まれ。東京大学教授(イギリス文学)
三村 尚央 (ミムラ タカヒロ)  
1974年生まれ。千葉工業大学准教授(イギリス文学、記憶研究(Memory Studies))(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)