• 本

セキュアベース・リーダーシップ 〈思いやり〉と〈挑戦〉で限界を超えさせる

出版社名 プレジデント社
出版年月 2018年10月
ISBNコード 978-4-8334-2296-3
4-8334-2296-4
税込価格 2,750円
頁数・縦 405P 19cm

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要旨

時代に合った「最高のリーダー」とはいかなる存在だろうか? スイスの名門ビジネススクール・IMDで使われる教科書では「セキュアベース・リーダー」としている。部下が信頼、安心できるセキュアベース(安全基地)となることで、彼らにリスクを取った目標への挑戦を促せるリーダーだ。本書では、著者らによる世界中のリーダー60人へのインタビューおよび1,000人以上の企業幹部への定量調査の結果、幅広い領域の学術理論、そして3人の著者の経験などをもとに、セキュアベース・リーダーシップの存在とセキュアベース・リーダーの特性、有効性を明らかにするとともに、そのようなリーダーとなるために何が必要かを明らかにしている。著者の3人はいずれもスイスのビジネススクール・IMDに勤務。ジョージ・コーリーザー氏はIMDの教授を務める心理学者で、人質解放の交渉人としての経験も持つ。スーザン・ゴールズワージー氏はIMD客員教授で、オリンピック決勝出場経験を持つ元水泳選手。ダンカン・クーム氏はIMD非常勤教授。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2018年11月9日]

商品内容

要旨

スイスの名門ビジネススクールIMDで使われている「最高のリーダー」になるための教科書。

目次

第1章 安全とリスクのパラドックス
第2章 セキュアベース・リーダーの九つの特性
第3章 信頼構築サイクル
第4章 社会的感情としての「悲しみ」
第5章 「心の目」で見る練習
第6章 「勝利を目指す」マインドセット
第7章 自分のセキュアベースを強化する
第8章 他者のセキュアベースになる
第9章 「安全基地」としての組織
第10章 人間の顔をした組織をつくる

おすすめコメント

人は「失敗しても大丈夫」と思えるとき、最も果敢に振舞える。 リーダーがチームの母港(セキュア・ベース)のような存在となることで、メンバーの才能、意欲、創造力、エネルギーを解き放つ、という考え方に基づいた新しいリーダーシップ論。

著者紹介

コーリーザー,ジョージ (コーリーザー,ジョージ)   Kohlrieser,George
スイスにある世界有数のビジネススクール、IMDの教授(リーダーシップと組織行動)。心理学者として、また人質解放の交渉人としての経験を持ち、得られた教訓を生かして、世界の100か国以上のリーダーやグローバル企業を対象に仕事を行ってきた。研究・教育・コンサルティング活動のテーマは、リーダーシップ、チームーワーク、変革管理、対話・交渉、コーチング、ワークライフバランス、個人そして職業人としての成長、など。オハイオ州立大学にて博士号取得。彼が2002年に創設し、現在もディレクターを務めるIMDの6日間のHigh Performance Leadership(HPL)プログラムは、2018年9月までに80回を重ね、世界数十カ国の5000人を超えるリーダーが学んできた
ゴールズワージー,スーザン (ゴールズワージー,スーザン)   Goldsworthy,Susan
IMD客員教授(リーダーシップと組織変革)。オリンピック決勝出場経験を持つ元水泳選手。人々とともに、知識を行動に転換させるプロセスに取り組むことに情熱を持つ。経営幹部の自己変革を支援する、IMDのCLEAR(Cultivating Leadership Energy through Awareness and Reflection)プログラムの共同ディレクター。現在、組織行動論で博士号取得の過程にある。エグゼクティブコーチとしても経験が豊富
クーム,ダンカン (クーム,ダンカン)   Coombe,Duncan
IMD非常勤教授(組織行動とリーダーシップ)。企業幹部を対象に、リーダーシップ、組織開発、文化と変化のマネジメントなどのテーマについて講義、アドバイスを行う。仕事の中心となるテーマは人間の幸福で、個人、チーム、組織、社会など、あらゆるレベルでこのテーマを追求している。ケースウェスタン・リザーブ大学のウェザーヘッド経営大学院で、組織行動論を研究し、博士課程を修了。IMDではMBA(経営修士号)を取得。プロクター・アンド・ギャンブルとインベステック・アセット・マネジメントでさまざまな事業開発のポジションを経験した
東方 雅美 (トウホウ マサミ)  
慶應義塾大学法学部卒業。米バブソン大学経営大学院修士課程修了(MBA)。出版社や経営大学院の出版部門での勤務を経て独立。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)