歴史の「普通」ってなんですか? 忘れられた庶民の伝統
ベスト新書 591
出版社名 | ベストセラーズ |
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出版年月 | 2018年10月 |
ISBNコード |
978-4-584-12591-5
(4-584-12591-0) |
税込価格 | 880円 |
頁数・縦 | 239P 18cm |
商品内容
要旨 |
みそ汁の味付けが地域ごとにまちまちであるように、料理の伝統的な味付けには地域ごとの個性があります。伝統とは、ローカルで多様性のある文化なのです。つまり、国全体、国家で統一された伝統なるものは、歴史的には存在しないのです。日本人全員が共有する「日本の伝統」と称するものは地域ごとの多様性を無視してるわけで、その存在は歴史的にも文化的にも疑わしい。日本の伝統なるものは、だれかによって捏造されたフェイクな伝統ではないのか。権威主義にゴリ押しされて鵜呑みにすることなく、謙虚に再検討する作業が必要です。 |
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目次 |
はじめに トリセツと結論 |
おすすめコメント
共働きは昔だって多かったのに百年前から改善されていない保育園問題。さらに祝日の国旗掲揚や恵方巻きなど、伝統の誤解を暴く。