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人体はこうしてつくられる ひとつの細胞から始まったわたしたち

出版社名 紀伊國屋書店
出版年月 2018年11月
ISBNコード 978-4-314-01164-8
4-314-01164-5
税込価格 2,750円
頁数・縦 441P 20cm

商品内容

要旨

もっとも身近な驚異の世界。直径0.1mmの細胞が、思考し言葉を操る生物になるまで―未解明領域の残る“ヒトの発生”という複雑な生命現象のプロセスを、一般読者へ向けてやさしく解説することを試みた科学読み物。

目次

異質の方法と向き合う
第1部 ラフスケッチ(一から多へ“卵割”
違いをつくる“胚盤胞の形成” ほか)
第2部 細部を描き込む(運命は会話で決まる“情報伝達とパターン形成”
体内の旅“細胞の遊走” ほか)
第3部 仕上げ(死んでも体をつくる!“選択的細胞死”
心を決める“ニューロンと学習” ほか)
第4部 全体像(発生学から見えてくるもの)

著者紹介

デイヴィス,ジェイミー・A. (デイヴィス,ジェイミーA.)   Davies,Jamie A.
エディンバラ大学実験解剖学教授。同大学統合生理学センター長。専門は哺乳類の形態形成。「ひとつの細胞からいかに複雑な生物形態に発達するか」の解明を同研究室の目標として掲げ、発生生物学から、細胞や生体器官の組織工学的研究、コンピュータシミュレーションによる理論の検証など、さまざまなアプローチを駆使してその果てしなき謎に挑んでいる。哺乳類の発生関連で100以上の論文を発表している。英国王立医学協会フェロー
橘 明美 (タチバナ アケミ)  
翻訳家。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)