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イギリス女性運動史 1792−1928 新装版

出版社名 みすず書房
出版年月 2018年9月
ISBNコード 978-4-622-08765-6
4-622-08765-0
税込価格 10,450円
頁数・縦 374,16P 21cm
シリーズ名 イギリス女性運動史

商品内容

要旨

フランス革命と産業革命を端緒に、18世紀末頃から芽生えはじめた女性解放思想が、男性の従属物としてあらゆる権利を制限されていた英国の女性たちをいかに突き動かし、参政権獲得という具体的目標に向けて形をとりはじめたのか。本書は、男女平等の人権を求めるメアリー・ウルストンクラフト『女性の権利の擁護』刊行の1792年を起点におき、さまざまな史実や人物群像を描き出しつつ、英国で女性の普通選挙権が実現した1928年に至る道程を活写した古典的名著(原題The Cause)待望の初訳である。

目次

家庭という監獄(一七九二‐一八三七)
噴出する不満(一八三七‐一八五〇)
社会参加の拡大(一八三七‐一八五〇)
形に示された要求(一八五〇‐一八五七)
仕事への着手(一八五〇‐一八六〇)
権利とプロパガンダ(一八六〇‐一八七〇)
無知の露呈(一八四八‐一八六八)
ケンブリッジ攻略(一八六六‐一八七三)
女性医師(一八五八‐一八七三)
性病予防法(一八七〇、一八七一)
初めての組織運営(一八七〇‐一九〇〇)
女性労働の必然性(一八六〇‐一八九〇)
女子教育における進展(一八七〇‐一九〇〇)
行政の欺き(一八七〇‐一九〇〇)
戦闘的運動の始まり(一八九七‐一九〇六)
偉大なる日々(一九〇六‐一九一一)
選挙法改正法案の失敗(一九一一‐一九一四)
戦時(一九一四‐一九一八)
女性参政権の獲得(一九一六‐一九一八)
第一次世界大戦後(一九一八‐一九二八)
新しい女性像の受容

著者紹介

ストレイチー,レイ (ストレイチー,レイ)   Strachey,Ray
1887‐1940。英国人弁護士の父と米国人の母のもとにロンドンで生まれる。1905年ケンブリッジ大学ニューナム・コレッジ入学、数学を専攻。アメリカのブリン・モー・コレッジ、オックスフォード大学電気工学科でも学ぶ。大学時代から政治サークルに所属し、女性参政権運動にかかわる。1911年、オリヴァー・ストレイチーと結婚。女性参政権協会全国連合などの運営、機関紙の編集に携わり、英国女性参政権獲得後も女性の地位向上に生涯を通して尽力した
栗栖 美知子 (クリス ミチコ)  
日本女子大学文学研究科英文学専攻修士課程修了、ロンドン大学キングズ・コレッジ大学院修士課程英文学専攻修了(MA)。大東文化大学文学研究科英文学専攻教授
出淵 敬子 (イズブチ ケイコ)  
1961年日本女子大学英文学科卒業。1968年コロンビア大学大学院修士課程修了。1970年東京大学大学院博士課程満期退了。1972年より日本女子大学文学部で教え、2006年より同名誉教授。イギリス小説専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)