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二軍監督の仕事 育てるためなら負けてもいい

光文社新書 977

出版社名 光文社
出版年月 2018年11月
ISBNコード 978-4-334-04383-4
4-334-04383-6
税込価格 880円
頁数・縦 217P 18cm

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要旨

プロ野球チームで注目されることが多いのは、レギュラー選手や監督だろう。だが、それ以外にも目立たないがチームを支える多数の選手やスタッフがいる。中でも「育成」の面で重責を担うのが「二軍監督」。厳しいプロの世界で一流選手を育て上げるその手腕は、あらゆる組織の人材育成のヒントにもなる。本書では、2017年シーズンに東京ヤクルトスワローズ二軍監督に就任した高津臣吾氏が、2年間の経験をもとに、二軍や二軍監督の役割、自らの指導方針や具体的な指導法、チームとしての若手育成の仕組みなどについて詳しく語っている。高津二軍監督の若手育成の基本的考え方は、思いっきりプレーして可能性を広げさせることだという。高津氏は元投手で、スワローズ、メジャーリーグのシカゴ・ホワイトソックス、韓国プロ野球、台湾プロ野球で活躍。その後は独立リーグ・新潟アルビレックスBCで選手兼監督としてチームを日本一に導き、2014年にはスワローズの一軍投手コーチに就任した。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2018年12月25日]

商品内容

目次

序章 二軍監督の仕事とは、何か?
第1章 育てる―育成には、プランが大切だと改めて知った
第2章 モチベーションを高めるために必要なこと
第3章 育てる組織
第4章 コミュニケーションが円滑な組織を生む
第5章 監督になって知る野球の奥深さ
第6章 僕が学んだ監督たち
第7章 二軍珍事件簿

著者紹介

高津 臣吾 (タカツ シンゴ)  
1968年広島県生まれ。東京ヤクルトスワローズ二軍監督。広島工業高校卒業後、亜細亜大学に進学。大学では二番手投手。’90年ドラフト3位でスワローズに入団。’93年ストッパーに転向、20セーブを挙げチームの日本一に貢献。その後、4度の最優秀救援投手に輝く。2004年シカゴ・ホワイトソックスへ移籍、クローザーを務める。開幕から24試合連続無失点を続け、「ミスターゼロ」のニックネームでファンを熱狂させた。日本プロ野球(NPB)、メジャーリーグ(MLB)、韓国プロ野球、台湾プロ野球を経験した初の日本人選手。独立リーグ・新潟アルビレックスBCでは選手兼任監督としてチームを日本一に導く。’14年スワローズ一軍投手コーチに就任。’15年セ・リーグ優勝。’17年より現職。NPB歴代2位の通算286セーブ、史上2人目となるNPB/MLB通算300セーブを記録している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)