• 本

柳は萌ゆる

出版社名 実業之日本社
出版年月 2018年11月
ISBNコード 978-4-408-53733-7
4-408-53733-0
税込価格 2,145円
頁数・縦 449P 19cm

商品内容

要旨

幕末、盛岡藩内で貧困と重税に不満を爆発させ、頻繁に一揆を起こす百姓たち。そして、その要求を飲むものの簡単に反故にする藩の重臣たち。その状況を憂いた若き藩士・楢山茂太(後の佐渡)は、「百姓による世直し」を夢見て、家老となった後も、新しい世にふさわしい政の実現を志す。しかし、ペリー来航以降、時代は激動を極め、藩も混迷の度を増していく。幕府か新政府か、決断を迫られた東北諸藩、そして、盛岡藩の行く末は―!?

著者紹介

平谷 美樹 (ヒラヤ ヨシキ)  
1960年岩手県生まれ。大阪芸術大学卒。中学校の美術教師を勤める傍ら、創作活動に入る。2000年『エンデュミオンエンデュミオン』でデビュー。同年『エリ・エリ』で第1回小松左京賞を受賞。14年「風の王国」シリーズで第3回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)