おじいちゃんの大脱走
出版社名 | 小学館 |
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出版年月 | 2018年12月 |
ISBNコード |
978-4-09-290617-4
(4-09-290617-X) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 383P 20cm |
商品内容
要旨 |
おじいちゃんは、いろんなことを忘れはじめた。そのうちに、おじいちゃんの頭の中は、ひどくこんがらがってしまった。これは、とても大変なことだし、悲しいことに直す方法はない。けれども、悲しいことの中に、おかしいことも見いだせるのが、人生というものだ。おじいちゃんとぼくの最高にゆかいな冒険物語。笑いあり!涙あり!社会派エンターテインメント。 |
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出版社・メーカーコメント
おじいちゃんと孫のなんとも悲しい冒険物語物忘れがひどくなったおじいちゃん。以前は、第二次世界大戦の時代、イギリス空軍のパイロットだった頃の勇ましいエピソードをよく話して聞かせてくれていた。ところが、そのうちに、そちらの方が現実みたいになってきた。頭の中では、おじいちゃんは、今も、スピットファイアー機のコックピットにいる威勢のいい若きパイロットなのだ。そして、とうとう、ロンドン帝国戦争博物館に入り込んで、スピットファイアーに乗り込んで大騒ぎする始末。おじいちゃんの頭の中は、ひどくこんがらがってしまっているらしい。たまりかねた、パパとママは、ついに、おじいちゃんを老人ホームに入れることにする。すばらしく快適で、すばらしく楽しい老人ホームとは?大好きなおじいちゃんがぼけていくのを見守りながら、何とかしようと奮闘する孫との心温まるはちゃめちゃな冒険物語。