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時代劇・歴史ドラマは台詞で決まる! 世界観を形づくる「ヴァーチャル時代語」

出版社名 笠間書院
出版年月 2018年11月
ISBNコード 978-4-305-70872-4
4-305-70872-8
税込価格 880円
頁数・縦 135P 21cm

商品内容

要旨

時代考証の中身を大公開!龍馬と「ぜよ」、西郷さんと「ごわす」が結びつくのはなぜ?時代劇を時代劇たらしめている台詞の秘密とは??「研究者×制作現場」の徹底討論シンポジウムを書籍化。テレビドラマ史上もっとも長い時代劇・歴史ドラマシリーズであるNHK『大河ドラマ』を中心に、時代劇・歴史ドラマの台詞を言語・文化研究の立場から捉え直す。

目次

1 「ヴァーチャル時代語」という装置(役割語としての「ヴァーチャル時代語」
方言ヒーロー/ヒロインは、幕末ものに咲く!
歌舞伎研究からみた“時代劇”―“過去”と“いま”を揺れ動く)
2 台詞はどのように決まるのか―制作現場最前線(時代劇らしさVSリアルな人間らしさ
時代考証で磨き上げる台詞)
3 公開インタビュー・知りたい!時代劇・歴史ドラマの台詞の秘密(「らしさ」の背景―外見と台詞
時代劇方言の効果
相手によって使い分けられることば
方言許容度の移り変わり
古典芸能における方言キャラ ほか)

著者紹介

田中 ゆかり (タナカ ユカリ)  
日本大学文理学部教授
金水 敏 (キンスイ サトシ)  
大阪大学大学院文学研究科教授
児玉 竜一 (コダマ リュウイチ)  
早稲田大学演劇博物館副館長・同大文学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)