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日本の戦争 2

暴走の本質

出版社名 新日本出版社
出版年月 2018年12月
ISBNコード 978-4-406-06292-3
4-406-06292-0
税込価格 1,760円
頁数・縦 247P 19cm
シリーズ名 日本の戦争:歴史認識と戦争責任

商品内容

要旨

歴史は、国民のチェックと国会のコントロールの大切さを教えている。

目次

第1部 軍備拡張はどのように進展したのか(軍備拡張競争の実態:建艦競争を中心に
近代日本における軍事力編成)
第2部 軍備拡張の帰結としての戦争(近代日本の戦争を支えたソフト・システム・ハード
第二次世界大戦における日本の敗因)
第3部 戦争の特徴が凝縮されたものとしての戦闘(兵士たちの日中戦争
日本軍の航空特攻作戦の特徴
沖縄戦の軍事史的位置)

おすすめコメント

膨張主義的な国家戦略の下で「自己増殖」の道を暴走した近代の日本軍。その特徴である歩兵中心・白兵主義思想、大艦巨砲・艦隊決戦主義、官僚制的なセクショナリズムなどを、ソフト(軍事思想・戦略)・システム(軍事制度・法体系)・ハード(兵器体系)から分析した好著。具体的な戦闘事例として日中戦争・特攻作戦・沖縄戦の「日本式戦法」を究明する。

著者紹介

山田 朗 (ヤマダ アキラ)  
1956年、大阪府生まれ。明治大学文学部教授、歴史教育者協議会委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)