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大政翼賛会のメディアミックス 「翼賛一家」と参加するファシズム

出版社名 平凡社
出版年月 2018年12月
ISBNコード 978-4-582-45453-6
4-582-45453-4
税込価格 2,700円
頁数・縦 303P 19cm

商品内容

要旨

戦時下、大政翼賛会が主導して「翼賛一家」というキャラクターが生みだされた。多くの新聞、雑誌にまんがが連載され、単行本もいくつか出版されるが、「翼賛一家」の展開はそれだけではない。それは、レコード化、ラジオドラマ化、小説化もされる国策メディアミックスであり、読者からの参加を募ることによって、大衆の内面を動員するツールだったのだ。「町内」という世界観や銃後の心得を人々に教え込み、やがては植民地政策の一環として台湾へも進出する「翼賛一家」とは一体何だったのか―。「自由な表現」が可能になった現在、私たちは無自覚に「表現させられて」はいないのか。現代への視座にも富んだ刺激的論考!

目次

序章 「翼賛一家」というまんががあった
第1章 メディアミックスする大政翼賛会
第2章 「町内」という世界
第3章 創作する「素人」たち
第4章 隣組からニコニコ共栄圏へ(資料提供・蔡錦佳)
第5章 手塚治虫は「翼賛一家」を描いたのか
付論 文化工作とメディアミックス