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帝国の陰謀

ちくま学芸文庫 ハ1−9

出版社名 筑摩書房
出版年月 2018年12月
ISBNコード 978-4-480-09895-5
4-480-09895-X
税込価格 1,080円
頁数・縦 167P 15cm

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商品内容

要旨

純粋な「形式性」と起源なき「名前」の流通によって現実が作られる時代。それは、いかにして生まれたのか―。19世紀中葉、一組の義兄弟が陰謀を企てる。兄の名は、ルイ=ナポレオン。フランス皇帝ナポレオン1世の甥である。かたや父親を異にする弟の名は、ド・モルニー。「私生児」にして、のちの内務大臣・立法院議長である。権力奪取の計画は首尾よく運び、ここにフランス第二帝政の幕が上がることとなる。希薄で、シニカルな相貌をまとって…。ド・モルニーが遺した二つのテクストを読解し、マルクスが見落としたものを軽やかに描く、著者最初の書き下ろし作品。

目次

1 私生児
2 陰謀
3 決断
4 署名
5 議長
6 喜歌劇
7 反復

著者紹介

蓮實 重彦 (ハスミ シゲヒコ)  
1936年東京生まれ。60年東京大学文学部仏文学科卒業。同大学大学院人文研究科仏文学専攻修了。65年パリ大学大学院より博士号取得。東京大学教養学部教授(表象文化論)、東京大学総長を歴任。東京大学名誉教授。仏文学にとどまらず、映画、現代思想、日本文学など多方面で精力的な評論活動を展開し続けている。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)