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加藤周一青春と戦争 『青春ノート』を読む

出版社名 論創社
出版年月 2018年12月
ISBNコード 978-4-8460-1748-4
4-8460-1748-6
税込価格 2,200円
頁数・縦 237P 20cm

商品内容

要旨

新たに発見された、もう一つの『羊の歌』。十代の加藤周一が開戦まで書き続けた「幻のノート」。戦争・ファシズムに向かうなかで、紡いだ思索の軌跡。現代の若者が読み、「戦争の時代」を問う!

目次

第1章 『青春ノート』とは何か(加藤周一文庫とは
『青春ノート』こそ加藤周一の原点である
『青春ノート』から)
第2章 『青春ノート』を語る(いまの若者は、『青春ノート』をどう読むか
若き加藤の日々を見つめて
若き日の加藤周一と文学者たち)
第3章 『青春ノート』の時代と現代(戦争の時代を若者はどう見るのか
加藤周一と戦争の時代
行動する加藤への思い
『加藤周一 その青春と戦争』を撮り終えて)

著者紹介

渡辺 考 (ワタナベ コウ)  
1966年東京都生まれ。早稲田大学卒。NHKディレクター。NHKスペシャルなどすぐれた番組づくりを行い、ギャラクシー賞、橋田賞など受賞多数、さらにそのいくつかを書籍化している。近著『ゲンバクとよばれた少年』(講談社)は平和協同ジャーナリスト基金奨励賞に選ばれた
鷲巣 力 (ワシズ ツトム)  
1944年東京都生まれ。評論家。立命館大学客員教授、同大学加藤周一現代思想研究センター長。東京大学法学部卒業後、平凡社で加藤周一作品や雑誌『太陽』の編集長を務め、取締役で退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)