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認知症の人の心の中はどうなっているのか?

光文社新書 981

出版社名 光文社
出版年月 2018年12月
ISBNコード 978-4-334-04387-2
4-334-04387-9
税込価格 924円
頁数・縦 292P 18cm

商品内容

要旨

「認知症になって記憶が失われても、心が失われるわけではない」とは、よく聞くフレーズです。では、その「心」とは、一体どのようなものなのでしょうか?それを本書では、できる限り具体的に示したいと考えています。心の内を知り、その人の内なる世界を尊重することが、認知症の本質である「生活の障がい」と「孤独」の軽減につながり、幸福につながると信じるからです。―日常会話によって認知症の人を知り、会話を増やすためのツール「CANDy」とは。認知症の人の孤独とプライド、そして苦しみとは。最新の研究成果に基づく、認知症の人の心の読み解き方。

目次

第1章 認知症の人との「会話」を取り戻す(「CANDy(キャンディ)」で、日常会話からその人を知る
なぜ「CANDy」が必要だったのか)
第2章 認知症の人のコミュニケーションの特徴を知る(非言語(ノンバーバル)コミュニケーションからわかること
コミュニケーションに欠かせない「社会的認知」とは ほか)
第3章 認知症の人が見ている世界を知る(“心”とは何か―記憶・注意の仕組みと認知
認知症の人は時空をどう捉えているか ほか)
第4章 認知症の人の苦しみを知る(自分が自分でなくなっていく苦しみ
日常生活ができなくなる苦しみ ほか)
第5章 共によりよく暮らす方法を知る(“虐待”は、なぜ起こるのか
今もある偏見“認知症は魔女の仕業” ほか)

著者紹介

佐藤 眞一 (サトウ シンイチ)  
1956年東京都生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科臨床死生学・老年行動学研究分野教授、博士(医学)。早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程を終え、東京都老人総合研究所研究員、明治学院大学文学部助教授、ドイツ連邦共和国マックスプランク人口学研究所上級客員研究員、明治学院大学心理学部教授を経て、現職。前日本老年行動科学会会長、日本応用老年学会常任理事、日本老年社会科学会理事等を務める。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)