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「あの世」と「この世」のあいだ たましいのふるさとを探して

新潮新書 794

出版社名 新潮社
出版年月 2018年12月
ISBNコード 978-4-10-610794-8
4-10-610794-5
税込価格 821円
頁数・縦 213P 18cm

商品内容

要旨

「これほどに怪しい天地の中にある、自分自身の不思議ささえ、知覚することのできない者」―江戸後期の思想家・平田篤胤は、不思議な体験を否定する人々を指してこう言った。合理主義と科学全盛のもとで日本人が失いつつある霊性、その一方で、言いがたく身体に宿る無意識の古層…琉球弧の島々から北海道まで、土地と人と自然の中にある神々や死者を想い、古代から現代に連なるたましいの水脈を探す。

目次

魂のふるさとに「かえりたい」…鹿島
「生まれ変わり」が救う個我と孤独…日野
生者を見守る風葬墓…与論島
聖地・御嶽で子供にかえる…宮古島(一)
「神と人間と自然の交渉」…宮古島(二)
湧き上がる水の力…伯父・谷川健一への手紙/水俣(一)
古代を宿した身体を軸に…伯父・谷川健一への手紙/水俣(二)
平田篤胤「幽冥界」と、緑の中に滲み出す境界…秋田
古層の水脈につながる実践の旅…遠野
死者との踊りに満ちる愛…徳之島
岩石も鳥も生き物
アイヌ「梟の神様」への手紙
生と死の連環する洞穴「アフンルパロ」…北海道
半島に吹きわたる「あゆの風」…能登
「私の母様の橋」での共鳴を求めて…八丈島

著者紹介

谷川 ゆに (タニガワ ユニ)  
1972年東京都生まれ。早稲田大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在、学習院女子大学、東海大学、相模女子大学で講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)