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整備新幹線 紆余曲折の半世紀

出版社名 鉄道ジャーナル社
出版年月 2019年1月
ISBNコード 978-4-415-32623-8
4-415-32623-4
税込価格 990円
頁数・縦 304P 図版16P 18cm

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要旨

官民連携など複数のプレーヤーが関わるプロジェクトには、幾多の困難がつきまとう。そうした困難を乗り越えながらおよそ半世紀も取り組まれている巨大な国家的プロジェクト、それが「整備新幹線」である。先ごろ開業した北海道新幹線など5路線を整備し、全国に新幹線網を行き渡らせようというものだ。本書では、1970年の全国新幹線鉄道整備法(全幹法)施行からの「整備新幹線」のドラマチックな歴史を振り返り、各路線の現状、今後の展望などを詳細に解説。間にオイルショックや国鉄分割民営化などの出来事を挟み、それらから多大な影響を被り、一時凍結などを経て、ようやく北陸新幹線敦賀・大阪間の着工をめざすのみとなった整備新幹線。常に最大の課題となったのは、国、地方自治体、JRの三者で負担することとされた「財源」だった。著者は雑誌「鉄道ジャーナル」副編集長。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2019年2月12日]

商品内容

要旨

開業後は格差も。東北・北海道・北陸・九州2線のきのう・きょう・あす。

目次

はじめに(整備新幹線以前)
第1章 全幹法と整備新幹線
第2章 国鉄時代の整備新幹線計画
第3章 財政難の中で編み出された新スキーム
第4章 国鉄改革後の再始動
第5章 整備五線それぞれのあゆみ
第6章 各路線の特徴と現状
第7章 リニア中央新幹線
エピローグ(整備五線以後)

著者紹介

鶴 通孝 (ツル ミチタカ)  
1960年東京都生まれ。城西大学卒業。編集プロダクション勤務を経て、1989年、鉄道ジャーナル社入社。編集業務の傍ら、事業者から現場まで幅広く数多くの取材記事を担当。2017年より「鉄道ジャーナル」副編集長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)