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老いと記憶 加齢で得るもの、失うもの

中公新書 2521

出版社名 中央公論新社
出版年月 2018年12月
ISBNコード 978-4-12-102521-0
4-12-102521-0
税込価格 842円
頁数・縦 206P 18cm

商品内容

要旨

加齢によって、記憶は衰える―。それが一般的なイメージだろう。だが、人間のメカニズムはもっと複雑だ。高齢者心理学の立場から、若年者と高齢者の記憶の違いや、認知機能の変化など、老化の実態を解説。気分や運動、コミュニケーションなどが記憶に与える影響にも触れ、人間の生涯で記憶の持つ意味をも問う。加齢をネガティブに捉えず、老いを前向きに受け入れるヒントも見えてくる。

目次

第1章 衰える記憶、衰えない記憶(記憶のエイジングパラドクス
車を停めた場所は忘れても、車の運転は忘れない ほか)
第2章 記憶と物忘れ(衰える記憶への対処
興味関心が記憶をうながす ほか)
第3章 訓練によって記憶の衰えは防げるのか(認知症となっても症状がみられないケース
訓練の効果は限定的 ほか)
第4章 認知症予防および低下した認知機能の改善に向けて(なぜ認知症予防は注目されているのか?
認知症について ほか)
第5章 高齢期の記憶の役割(記憶は記録ではない
生み出される記憶 ほか)

おすすめコメント

屈指の高齢社会である日本では、老化への関心も高い。加齢に伴って人間の記憶や認知はどう変わるのか、それらを司る脳にどのような変化が生まれているのか、そして、変化する記憶機能といかに向き合うべきか。加齢をネガティブにばかり捉えず、正しい知識で向き合うための一冊。

著者紹介

増本 康平 (マスモト コウヘイ)  
1977年、大阪府生まれ。神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授。2005年大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了。博士(人間科学)。日本学術振興会特別研究員、大阪大学大学院人間科学研究科助教、島根大学法文学部講師を経て、2011年神戸大学に着任。スタンフォード大学長寿センター客員研究員。専門分野は、高齢者心理学、認知心理学、神経心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)