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生活保護と貧困対策 その可能性と未来を拓く

有斐閣ストゥディア

出版社名 有斐閣
出版年月 2018年12月
ISBNコード 978-4-641-15061-4
4-641-15061-3
税込価格 1,980円
頁数・縦 222P 22cm

商品内容

要旨

貧困や生活保護をめぐるさまざまな「誤解」や「わかりにくさ」を解きほぐし、よりよい制度・よりよい社会の構築へと議論をつなげる入門テキスト。難解な制度の現状を知るだけでなく、根本から貧困問題について考えるためのさまざまな題材や、他制度や他国の仕組みと比較しながら考える視点を提示します。

目次

「食うに困る」が貧困か?―貧困と生活保護、最低生活保障の内実
働いている人は生活保護を利用できない?―無差別平等と自立の助長
生活保護を利用すると、自動車・家はもてないのか?―補足性の原理(1)収入認定・資産保有権
家族や親族がいると生活保護は利用できない?―補足性の原理(2)扶養義務編
ケースワーカーとはどんな人?福祉事務所はどんな職場?―生活保護の実施体制
生活保護の増大で財政は破綻する?―生活保護の財政をめぐる議論
生活保護はどのように展開してきたか?―恩恵から権利へ
生活保護で対応しきれない貧困?―貧困対策の目的と手段
現金給付か、現物給付か?―最低生活保障に必要な給付の方法
貧困対策に必要な教育費の支援とは?
貧困対策に必要な住宅と居住の支援とは?
貧困対策に必要な医療と介護の支援とは?
生活保護の権利は私たちと無関係なのか?
生活困窮者自立支援制度は貧困対策をどう変えるか?

著者紹介

岩永 理恵 (イワナガ リエ)  
日本女子大学人間社会学部准教授
卯月 由佳 (ウズキ ユカ)  
国立教育政策研究所国際研究・協力部総括研究官
木下 武徳 (キノシタ タケノリ)  
立教大学コミュニティ福祉学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)