• 本

近世日本の農耕景観

出版社名 あるむ
出版年月 2018年10月
ISBNコード 978-4-86333-149-5
4-86333-149-5
税込価格 1,320円
頁数・縦 96P 21cm

商品内容

要旨

いまみることができる農耕景観は、江戸時代と同じものではない―地域の特性に応じた背景をもって近世に著わされた「農書」と称される営農指導書を読み解き、フィールドワークを重ねてそれらを明らかにしていく。本書では、農耕景観を構成する諸要素の中から、農家屋敷・水田・畑・商品作物・農具・肥料・里山の7つを軸に近世日本の農耕景観の一端を描く。近世農書の筆者たちの環境観を、環境への順応の視点から評価した試論である。

目次

第1章 農家屋敷の景観
第2章 水田では冬期湛水してイネの一毛作をおこなっていた
第3章 近世の水稲耕作暦にみる自然と人間との関わり
第4章 畑では多毛作をおこなっていた―三河国渥美郡羽田村浄慈院自作畑の耕作景観
第5章 両極端に分かれる商品作物の位置付け
第6章 地域性を説明する農具
第7章 人糞尿は肥料の素材になる商品だった
第8章 里山は柴草に覆われた場所だった

著者紹介

有薗 正一郎 (アリゾノ ショウイチロウ)  
1948年鹿児島市生まれ。1976年立命館大学大学院文学研究科博士課程を単位取得退学。1989年文学博士(立命館大学)。近世の農耕技術と近世〜近代庶民の日常食を尺度にして、地域の性格を明らかにする作業を40年余り続けてきた。現在、愛知大学文学部教授(地理学を担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)