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米軍基地権と日米密約 奄美・小笠原・沖縄返還を通して

出版社名 岩波書店
出版年月 2019年1月
ISBNコード 978-4-00-024726-9
4-00-024726-3
税込価格 6,380円
頁数・縦 352,13P 22cm

商品内容

要旨

戦後、日米でなぜかくも多くの密約が交わされてきたのか?日米密約とは、地位協定を超える米軍の軍事的要求と、地位協定の範囲内に米軍の権限を抑え込みたい日本側の相克の末に編み出された妥協の技法だったのではないか。刑事裁判権、および、奄美‐小笠原‐沖縄の領土返還において、構造化・多様化していく密約のメカニズムを、日米の一次史料を用いて徹底解明。

目次

序章 基地権をめぐる日米の相克
第1章 刑事裁判権密約
第2章 奄美返還
第3章 ジラード事件
第4章 小笠原返還
第5章 沖縄返還
第6章 伊江島事件
終章 日米密約の構造

おすすめコメント

奄美―小笠原―沖縄返還の時系列とともに構造化・多様化していく密約のメカニズムを一次史料から徹底解明

著者紹介

信夫 隆司 (シノブ タカシ)  
1953年生まれ、山形市出身。日本大学法学部卒、修士、ポートランド州立大学修士。武蔵野短期大学助教授・岩手県立大学教授を経て日本大学法学部教授。博士(政治学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)