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社会科学と因果分析 ウェーバーの方法論から知の現在へ

出版社名 岩波書店
出版年月 2019年1月
ISBNコード 978-4-00-061315-6
4-00-061315-4
税込価格 3,080円
頁数・縦 407,10P 20cm

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商品内容

要旨

マックス・ウェーバーは、「社会に関わる因果のしくみを解明し、それを他人に伝える営み」である社会科学の創始者の一人である。彼が確立した「適合的因果」と呼ばれる因果分析の方法が、百年後の現代の社会科学における最先端の展開や論争、統計的因果推論等の手法にそのままつながっているとしたら?その出発点で、社会科学が既に「人文学/自然科学」「文科系/理科系」といった二項図式ではとらえきれないものだったとしたら?従来のウェーバー像とは大きく異なるその学術の姿を明らかにしながら「古典」に新たな生命の息吹を吹き込み、その後の「百年の螺旋」をたどることで社会科学とは何をする学術なのかを追究する。

目次

第1章 社会科学とは何か(社会科学は何をする?
人文学と自然科学の間で)
第2章 百年の螺旋(リッカートの文化科学―価値関係づけの円環
機能主義と因果の推論―制度のしくみと意味 ほか)
第3章 適合的因果の方法(歴史の一回性と因果―リッカートからフォン・クリースへ(1)
適合的因果と反実仮想―リッカートからフォン・クリースへ(2) ほか)
第4章 歴史と比較(日常会話の可能世界―因果分析の方法論(1)
歴史学者の思考実験―因果分析の方法論(2) ほか)
第5章 社会の観察と因果分析(法則論的知識と因果推論
社会科学と反事実的因果 ほか)

おすすめコメント

社会科学とは何をする学問か。従来のウェーバー像とは大きく異なるその社会学の姿を明らかにしつつ考える。

著者紹介

佐藤 俊樹 (サトウ トシキ)  
1963年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程退学。博士(社会学)。東京大学大学院総合文化研究科教授。比較社会学、日本社会論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)