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虚構世界はなぜ必要か? SFアニメ「超」考察

出版社名 勁草書房
出版年月 2018年12月
ISBNコード 978-4-326-85196-6
4-326-85196-1
税込価格 2,808円
頁数・縦 292P 19cm

商品内容

要旨

現実は変えられないという「現実主義」に抗するためにフィクションは意味をもち得るか。フィクションについて考えることは、夢を見ることに、あるいは夢について考えることに似ています。そして、現実主義者は、そのようなことには意味がないしくだらない、あるいは、無責任で害悪でさえあるというでしょう。それに対しわたしたちは、そのような現実主義の態度こそがわたしたちの現実を堅く貧しくしているのだと反論することはできるのでしょうか。「はしがき」より

目次

フィクションの価値低下のなかでフィクションを問うこと
ネットもスマホもなかった世界から遠く離れて―『うる星やつら2 ビューティフルドリーマー』『エンドレスエイト』『魔法少女まどか☆マギカ』
冥界としてのインターネット―『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』と『serial experiments lain』1
SFとオカルトの相補性、ホラーとオカルトの相違―『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』と『serial experiments lain』2
仮想現実とフィクション―『ソードアート・オンライン』『電脳コイル』『ロボティクス・ノーツ』1
多平面的で媒介(間接)的な接触―『ソードアート・オンライン』『電脳コイル』『ロボティクス・ノーツ』2
相対性理論的な感情―『ほしのこえ』と『トップをねらえ!』
日常としての異世界・中二病―『AURA 魔竜院光牙最後の闘い』と『中二病でも恋がしたい!』1
遊技の現実的な作用―『AURA 魔竜院光牙最後の闘い』と『中二病でも恋がしたい!』2
量子論的な多宇宙感覚―『涼宮ハルヒの消失』『ゼーガペイン』『シュタインズゲート』1〔ほか〕

おすすめコメント

現実は変えられないという「現実主義」に抗するためにフィクションは意味をもち得るか、SFアニメで考える骨太フィクション論。

著者紹介

古谷 利裕 (フルヤ トシヒロ)  
画家、評論家。1967年、神奈川県生まれ。1993年、東京造形大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)