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日本人の勝算 人口減少×高齢化×資本主義

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2019年1月
ISBNコード 978-4-492-39646-9
4-492-39646-2
税込価格 1,650円
頁数・縦 323P 19cm

商品内容

要旨

在日30年、日本を愛する伝説のアナリスト×外国人エコノミスト118人だから書けた!大変革時代の生存戦略。

目次

第1章 人口減少を直視せよ―今という「最後のチャンス」を逃すな
第2章 資本主義をアップデートせよ―「高付加価値・高所得経済」への転換
第3章 海外市場を目指せ―日本は「輸出できるもの」の宝庫だ
第4章 企業規模を拡大せよ―「日本人の底力」は大企業でこそ生きる
第5章 最低賃金を引き上げよ―「正当な評価」は人を動かす
第6章 生産性を高めよ―日本は「賃上げショック」で生まれ変わる
第7章 人材育成トレーニングを「強制」せよ―「大人の学び」は制度で増やせる

おすすめコメント

日本の未来に不安があることは認識していても、現在の「世界第3位のGDPを誇る一流先進国」から、将来「途上国」へ転落する危険すらある、と考えている方はあまりいらっしゃらないのではないでしょうか? 少子高齢化は世界的な問題ですが、実は日本は先進国の中で唯一、少子高齢化と人口減少の二つの問題に直面しているのです。 世界全体では、2060年までに人口が36.1%増加する中、日本は32.1%減と予測され、それに伴うデフレリスクも先進国中最大であると危惧されています。 このような現状に対し、日本が一流先進国を維持するための勝算を解説したのが本書です。 著者は、元ゴールドマンサックス金融調査室長で、現在国宝や重要文化財の補修を手掛ける小西美術工藝社社長を務める、日本在住30年のデービッド・アトキンソンさん。 日本を熟知する伝説のアナリストが、世界中の118名のエコノミストの論文を分析。問題点を明らかにした上で、パラダイムシフトへの対応法をレクチャーしてくれます。 ぜひ、立ち読みページからご覧ください。

出版社・メーカーコメント

「日本人の優秀さ」こそ、この国の宝だ――。 日本在住30年、元ゴールドマン・サックス「伝説のアナリスト」、 日本文化に精通する「国宝の守り人」、日本を愛するイギリス人だから書けた! 外国人エコノミスト118人の英知を結集して示す、日本人の未来。 「人口減少×高齢化」というパラダイムシフトに打ち勝つ7つの生存戦略とは。 ■筆者からのコメント■ 日本に拠点を移してから30年、さまざまな出来事を目の当たりにしてきました。 経済の低迷、それにともなう子どもの貧困、地方の疲弊、文化の衰退 ――見るに耐えなかったというのが、正直な気持ちです。 厚かましいと言われても、大好きな日本を何とかしたい。 これが私の偽らざる本心で、本書に込めた願いです。 世界的に見て、日本人はきわめて優秀です。 すべての日本人が「日本人の勝算」に気づき、行動を開始することを願って止みません。 ――デービッド・アトキンソン

著者紹介

アトキンソン,デービッド (アトキンソン,デービッド)   Atkinson,David
小西美術工藝社社長。1965年イギリス生まれ。日本在住30年。オックスフォード大学「日本学」専攻。裏千家茶名「宗真」拝受。1992年ゴールドマン・サックス入社。金融調査室長として日本の不良債権の実態を暴くレポートを発表し、注目を集める。2006年に共同出資者となるが、マネーゲームを達観するに至り2007年に退社。2009年創立300年余りの国宝・重要文化財の補修を手掛ける小西美術工藝社に入社、2011年同社会長兼社長に就任。2017年から日本政府観光局特別顧問を務める。『デービッド・アトキンソン新・観光立国論』(山本七平賞、不動産協会賞受賞)など著書多数。2016年に『財界』「経営者賞」、2017年に「日英協会賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)