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陸軍特別攻撃隊 3

文春学藝ライブラリー 歴史 33

出版社名 文藝春秋
出版年月 2019年2月
ISBNコード 978-4-16-813079-3
4-16-813079-7
税込価格 1,738円
頁数・縦 573P 16cm
シリーズ名 陸軍特別攻撃隊

商品内容

要旨

昭和20年1月、連合軍がルソン島に上陸開始。四航軍は、全機特攻の末に壊滅、北部ルソンへ敗走した。司令官冨永中将や参謀たちは、いち早く台湾へ逃亡した。取り残された兵士らを待つのは、飢餓と熱病の地獄であった。さらに将官や兵士の戦後の姿まで描き、陸軍特攻の真実を伝える、記念碑的作品完結篇。

目次

連合軍ルソンに迫る
四航軍、都落ち
最後の一機
軍司令官逃亡
包帯と短刀の意味
功四級・勲六等
陸軍刑法のぬけ道
生きることと死ぬこと
昔の雪
背広と軍服
特攻は誰が提案したか
補遺 隈部少将の自決

著者紹介

高木 俊朗 (タカギ トシロウ)  
1908(明治41)年‐1998(平成10)年。東京生まれ。1933年早稲田大学政治経済学部卒。松竹蒲田撮影所に入社。42年陸軍航空本部の映画報道班員として、マレーシア、インドネシア、タイ、仏印、ビルマなどに従軍。45年鹿児島県の知覧航空基地に転属。特攻隊員たちの苦悩に触れ、戦記作家として執筆活動をはじめる。54年映画「白き神々の座―日本ヒマラヤ登山隊の記録」(演出)でブルーリボン賞受賞。75年『陸軍特別攻撃隊』で菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)