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震災復興の公共人類学 福島原発事故被災者と津波被災者との協働

出版社名 東京大学出版会
出版年月 2019年1月
ISBNコード 978-4-13-056118-1
4-13-056118-9
税込価格 5,940円
頁数・縦 297P 21cm

商品内容

目次

序論 災害に抗する公共人類学への誘い
1 震災復興の映像アーカイブ化(灰色地帯を生き抜けること―「つくば映像アーカイブ」から考える
避難者のセーフティネット作りから映像アーカイブ制作への発展
『立場ごとの正義』―自主避難者の視点から映像を撮る
災害に抗する市民の協働)
2 福島第一原発事故被災者に寄りそう実践の試み(原発事故避難者受け入れ自治体の経験―ソーシャル・キャピタルを活用した災害に強いまちづくりを目指して
当事者が語る―一人の強制避難者が経験した福島第一原発事故
まなび旅・福島―公共ツーリズムの実践)
3 津波被災地の生活再建の現場から(現在から過去へ、そして未来へ―「復興」への手探りの協働
津波被災後の稲作農業と復興における在来知の役割
震災とデス・ワーク―葬儀業による死後措置プロセス支援の展開)

著者紹介

関谷 雄一 (セキヤ ユウイチ)  
東京大学大学院総合文化研究科准教授。2000年東京大学総合文化研究科博士課程中途退学。00年早稲田大学アジア太平洋研究センター助手。03年青山学院女子短期大学専任講師・准教授を経て、11年より現職
高倉 浩樹 (タカクラ ヒロキ)  
東北大学東北アジア研究センター教授。1992年上智大学文学部史学科卒業。98年東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得(社会人類学博士1999年2月)。2000年東北大学東北アジア研究センター准教授。2013年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)