中学数学からはじめる暗号入門 現代の暗号はどのようにして作られたのか
知りたい!サイエンス 141
| 出版社名 | 技術評論社 |
|---|---|
| 出版年月 | 2019年2月 |
| ISBNコード |
978-4-297-10337-8
(4-297-10337-0) |
| 税込価格 | 1,848円 |
| 頁数・縦 | 173P 19cm |
商品内容
| 要旨 |
私たちの秘密、個人情報を守ってくれるパスワードや暗証番号はいったいどういう仕組みになっているだろうか。中学校の数学レベルからひも解いてみます。 |
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| 目次 |
前編 暗号の歴史あれこれ(高校生、ダイヤモンドを盗まれる?!―アトバシュ式暗号 |



おすすめコメント
「暗号」「パスワード」は私達の日常には欠かせない存在です.セキュリティ上のいろいろな脅威から私たちを守ってくれるそれらのアルファベットや数字,記号の組み合わせですが,一体どんなしくみなのでしょうか.実は,中学数学を使って2桁の暗号を作ることができます.本書はその解説から始めます.暗号は,素数(1と自分自身以外に約数をもたない数),素因数分解,ユークリッド互除法などを駆使して作られ,さらに深くなると整数論や楕円曲線論などへと発展していきます. 著者が高校の授業で実際に行った練習問題(手計算、basic利用等)をふんだんに盛り込み,暗号のしくみを読み解いていきます.現在主流であるRSA暗号がどのように生まれたのか,歴史的な背景も振り返ります.