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海を撃つ 福島・広島・ベラルーシにて

出版社名 みすず書房
出版年月 2019年2月
ISBNコード 978-4-622-08782-3
4-622-08782-0
税込価格 2,970円
頁数・縦 287P 20cm

商品内容

要旨

地震と津波、それに続いた原発事故は巨大であり、全体を語りうる人はどこにもいない。代弁もできない。ここにあるのは、いわき市の山間に暮らすひとりの女性の幻視的なまなざしがとらえた、事故後7年半の福島に走る亀裂と断層の記録である。

目次

1 あの日
2 広島、福島、チェルノブイリ
3 ジャック・ロシャール、あるいは、国際放射線防護委員会
4 アンヌマリーとアナスタシア
5 末続、測ること、暮らすこと
6 語られたこと、語られなかったこと
7 その町、その村、その人
8 ふたたび、末続
9 海を撃つ

著者紹介

安東 量子 (アンドウ リョウコ)  
1976年広島県生まれ。震災後、ボランティア団体「福島のエートス」を設立(2011年12月)。主宰、自営業(植木屋)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)