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千利休 切腹と晩年の真実

朝日新書 707

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2019年2月
ISBNコード 978-4-02-295010-9
4-02-295010-2
税込価格 875円
頁数・縦 241P 18cm

商品内容

要旨

豊臣秀吉の茶頭として、自身の美意識を貫いたとされる利休は、秀吉の怒りを買い切腹したと伝えられてきたが、実際は追放されただけであった。本書は同時代史料をつぶさに調べ、ヴェールに包まれた利休の正体を浮き彫りにし、戦国時代と茶の湯の知られざる関係を照射する。一人歩きした「利休切腹」という創作。誰も知らない姿が明らかに!

目次

第1章 わび茶(「わび」とは何か
『南方録』の成立 ほか)
第2章 待庵の成立(喫茶と禅宗
待庵 ほか)
第3章 利休切腹(利休は切腹していない
公家の日記 ほか)
第4章 生きていた利休(侍女宰相宛秀吉書状
利休追放の理由 ほか)

おすすめコメント

新たな史料見つかる!“美の大家”の正体に迫り、戦国時代を新解釈する!千利休ほど、神格化された歴史人物はいない。豊臣秀吉の茶頭として、「わび茶」の誕生に大きな役割を果たし、生涯、自身の美意識を貫いたとされる茶人は、秀吉の怒りに触れて切腹したと伝えられてきたが、実際は追放されただけだった。また、利休は堺の商人としての顔を持ち、利に聡い面があった。必ずしもストイックな芸術家ではなかったのである。 本書は、一次資料を丹念に読解し、「利休は切腹していない」「堺の商人としての利休」という事実をあらわにし、「秀吉に追放され、九州(現在の福岡〜大分の県境あたり)で晩年を過ごした」という推論を立て、利休の真の姿に迫る。

著者紹介

中村 修也 (ナカムラ シュウヤ)  
1959年和歌山県生まれ。文教大学教育学部教授。筑波大学大学院歴史・人類学研究科博士課程単位取得修了。博士(文学)。京都市歴史資料館勤務を経て現職。古代史と茶の湯の歴史の両分野を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)