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科学と非科学 その正体を探る

講談社現代新書 2513

出版社名 講談社
出版年月 2019年2月
ISBNコード 978-4-06-515094-8
4-06-515094-9
税込価格 880円
頁数・縦 186P 18cm

商品内容

要旨

現代社会の「薄闇」に光をあてた極上のサイエンスエッセイ。低線量被曝や残留農薬について、なぜ専門家は「大体、安全」としか言えない?インフルエンザのリスクに私たちはどこまで備えるべき?いま日本の科学研究の現場では、いったい何が起きているのか?何が「真実」で「異端」なのか。科学の可能性と限界を見つめ私たちが生きる意味を捉えなおす。

目次

バーバラの見た夢
第1部 神託を担う科学(デルフォイの神託
分からないこと
消える魔球
無限と有限
科学と似非科学 ほか)
第2部 不確かな科学とともに(ドイツの滑空王
リスクとともに
アフリカ象と大学人
「無駄」と科学
閉じられたこと ほか)

おすすめコメント

何が「真実」で「異端」なのか。分子生物学者が科学の可能性と限界を見つめ、私たちが生きる意味をも捉えなおしたサイエンスエッセイ

著者紹介

中屋敷 均 (ナカヤシキ ヒトシ)  
1964年、福岡県生まれ。1987年京都大学農学部農林生物学科卒業。博士(農学)。現在、神戸大学大学院農学研究科教授(細胞機能構造学)。専門分野は、植物や糸状菌を材料にした染色体外因子(ウイルスやトランスポゾン)の研究。著書に『ウイルスは生きている』(講談社現代新書/2016年講談社科学出版賞受賞)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)